>   >   > キムタクが東野圭吾の原作にダメ出し!?迷走するジャニーズ
ニュース
元SMAPのアベマ特番は成功か?失敗か?

キムタクが東野圭吾の原作にダメ出し!? 迷走するジャニーズ

+お気に入りに追加

飯島反旗に困惑のジャニーズ

「週刊文春」(文藝春秋)メリー喜多川氏インタビュー中の、飯島三智氏呼び出し叱責から、SMAP解散報道、そして解散へ。ここ数年で国民的アイドルだったSMAPとジャニーズ事務所を取り巻く環境は大きく変化をしてきた。飯島氏という楔が抜けたことで、大手事務所の運営はぐらついているように見えるが……。


1712_jani_news01_97790029_300.jpg
「オロナミンC」でのエイプのカモフラジャケットや、「ビューティフルライフ」でのティアドロップ。キムタクに憧れたあの頃。

 ジャニーズ事務所を退所した元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人が、アベマTVで72時間の生配信番組に出演。先に脱退した元メンバーの森且行との共演なども相まって、総視聴数が7400万超えし、ツイッターのトレンドでも関連ワードが世界一となるなど、いくつかの伝説を打ち立てた。チャレンジングな企画に好意的な印象を持った視聴者も多く、放送終了後もネットメディアを中心に絶賛の声が相次いでいる。

 だが、単純に動画配信ビジネスとして見た場合には、疑問視するメディア関係者も多いようだ。

「『72時間ホンネテレビ』配信前には、『もしかしたらテレビ局の視聴率を取ってしまうかもしれない』と、関係者はその行方を無視できない状態でした。ただ、蓋を開けてみたら、瞬間視聴数で見れば100万人、視聴率に換算すると1%程度の数字だったようです。3日で7400万視聴は確かにすごい数字ですが、それは、『ネット的には』というカッコがつきますね」(テレビ局社員)

 広告代理店社員も話す。

「同番組の広告枠が強気の値付けだと、広告界隈では一時期評判でした。結局、サイバーエージェントの自社広告ばかりで『埋まらなかったのか』となりましたね。7400万視聴数という数字に関しては、細かく検証が進んでいますが、システム的な面で不明瞭な部分もあって、大体の数字という感じですね。アベマTV側も、『最大同時アクセス数』は把握しているでしょうけど、表に出さないので、余計に疑惑を呼んでいます」

 確かに総視聴者数【1】という数字がどう計算されているかもわからない。ビジネスとしての成功に関しては、現状、未知数のようだ。

「放送中の3日間は、ツイッターのトレンドにもランクインしていました。ただ、例えば11月4日(土)に、日本シリーズの最終戦が始まった瞬間にトレンドは、すべて野球関連の話題で埋めつくされてしまった。あと、7400万視聴という数字をサイバーエージェントの社員が、鼻にかけるような投稿をSNSに上げたりしていたので、数字の正確性やビジネス的な影響について、調べ始める人が出てきています(笑)。社員のあの振る舞いは回りまわって、アベマTVの評判を落とすことにつながっているかと思います」(同)

 それにしても今回の企画で、改めて思い知らされたのが飯島三智氏の鮮やかな運営手口だ。少なくとも、新しい船出を果たした3人にとっては、プラスしかなかったはずだ。実際、番組の放送は、サイバーエージェントの藤田晋氏が直接音頭を取り、飯島氏へと直談判。放送の発表までは一部の関係者しか知らされていなかったことが、明らかになっている。

「飯島さんのブレーンといわれている放送作家の鈴木おさむさんでさえ、あの発表自体は知らなかったようで、悔しがっていたそう。一方でアベマTVを共同運営するテレビ朝日側は、ジャニーズ事務所との関係もあるので、大慌て&激怒する一方で、ジャニーズ側からも説明を求めて相当詰められていたようです。番組の発表後には、アベマTV内でも特別の会議が行われ、今後の、特番とそれ以外の番組についての方針が通達されました。当日の運営は、テレ朝から出向してきたスタッフだけでなく、これまで関西テレビなどでSMAPの番組を手伝ってきた製作会社などのスタッフも入っていたようです。

 ビジネス的な嗅覚で動いた藤田氏もさすがにそれ以降は、テレ朝側に気を使っています。本人は、インタビューなどで今回の特番について聞かれた際に、テレビ局の『しがらみ』や『忖度』について批判めいた発言をしていましたが、もともとは彼も、テレビ朝日や芸能界とは蜜月の関係にありますからね。『新しい地図』の番組については、第2弾、第3弾の期待もかかっていると思いますが、裏方面でもハードルは高くなっているでしょうね」(芸能記者A氏)

MEMO『ジャニーズ』
日本最大手の芸能事務所。事務所が巨大化し、経営陣が高齢化して、迷走を始めている。

 さて、鮮やかな“イイジマジック”とは反対に、迷走を見せているのが、3人がもともと所属していたジャニーズ事務所のほうだ。

「SMAP問題が世間の耳目にさらされるようになってからというもの、一般層にまで、ジャニーズ事務所が傲慢な運営をしているといわれるようになってきました。今では、会社の経営陣であるメリー喜多川氏や藤島ジュリー景子氏が、諸悪の根源として話題になっています。こうした報道もあって彼女らはここ最近、テレビ局社員などにもことあるごとに、さらにヒステリックに当たっています。『1本満足バー』のCMで、草彅の起用を打ち切らなかったことに対して、担当する博報堂にもクレームを入れていたとか……。 

 また、『新しい地図』の動きをまったく予測できていなかったジャニーズ側は、なんでもいいから3人のゴシップがないか探すよう各所に号令を飛ばしているそうです」(前出・テレビ局社員)

 さらには、元SMAPメンバーでジャニーズ残留組となった、木村拓哉の周りからはこんな迷走ぶりも聞こえてきた。

「18年に公開を控えている『検察側の罪人』は、嵐・二宮和也とのW主演として大々的に報道されていました。ところが最近になって、主演はキムタクで、ニノはサブという立ち位置になっているそうです」(別の芸能記者B氏)

 映画の制作発表時には、“嵐の役者班”として評価の高いニノと、これまで数々のヒット作を生み出してきたキムタクの、初共演が話題になっていた同作。SMAPメンバー脱退に際して、メンバーを裏切り事務所にとどまったことを評価され、ジャニーズからも全力で保護されているキムタクだが、SMAP解散報道でミソがついて人気が急降下。主演映画『無限の住人』も興行的には振るわず、ニノの力を借りて再起させようとしているというような構図が見えていた。

「そういう見方もできますが、もしかしたら映画のヒットが見込めないと踏んだ事務所側が、ニノが戦犯になるのを恐れてキムタクを人身御供にしたのかも……今ジャニーズは、タレントのドラマの主演にさえかなりナーバスになっているようですし、守るならキムタクよりもニノとなってもおかしくはない」(同)

 確かに、いかに話題性があっても、話の内容がお粗末ならば作品の成功はない。

1712_jani_news02_5-main_300.jpg
『マスカレード・ホテル』でキムタクと共演予定の長澤まさみ。三十路を超えて、さらにいい役者に!?

「キムタク本人もそれがわかっているようで、19年の公開が発表された『マスカレード・ホテル』については『正念場』だと、意気込んでいるようです。なんでも、ベストセラー作家である東野圭吾の原作にも、すでにダメ出しを入れているそう。もしかしたら、全然筋が違うストーリーになるかもという話も聞こえてきています」(芸能事務所関係者)

 一部報道では、「もう一度、みんなでやりたい」とつぶやいていたという、ホントか嘘かわからない話まで持ち出されているキムタク。このまま世間のさらし者にされ続けるくらいなら、飯島氏ほかメンバーに頭を下げて、新しい地図に合流したほうがいいのかもしれない。

【1】総視聴者数
 改めて言うまでもなく、今回の放送は7400万人が視聴していたわけではない。同じ人が何回も見たらその分数字が加算されていく累計数だ。だが、そもそもテレビの視聴率とネット配信動画番組の視聴数は、並列に比べられるものなのだろうか? 広告代理店社員は語る。

「テレビとネットの視聴率を比較するとしたら、『最大瞬間視聴率』と『最大同時アクセス数』は、比較可能かもしれません。アベマTVは『最大同時アクセス数』は出していませんよね?

 また、ひとつ疑問なのは、テレビ視聴者数は1世帯でどれくらい視聴されたかを測る指標ですが、インターネットの通信の仕組みは、複雑です。例えば、同じPCで見ていたとしても、家で見て、その後に外でWi-Fiなどをつなげて見たら、その分は数字が追加されるのか……。もしそうなると、例えばスマホで移動しながら見ていた人だと、1人で20視聴数分稼いだという可能性もあるわけです。まぁスマホアプリがあるので基本的には登録IDの数だと思いますけどね」(同)

 サイバーエージェントの決算期になって、「やっぱり赤字でした」という記事がまたぞろ出てきそうな気もするが……。


Recommended by logly
サイゾープレミア

2017年12月号

チラリと魅せる和モノ写真進化考

チラリと魅せる和モノ写真進化考

真木しおり、Gカップのリムジンパーティ

真木しおり、Gカップのリムジンパーティ