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【premium限定連載】芸能ジャーナリスト・二田一比古の「週刊誌の世界」

歌姫のマネージャーにして恋人だった男の告白…実録・中森明菜伝説!!

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 近年、所属タレントと事務所のトラブルが多い。タレントのローラは事務所との問題が解決せず、独立も棚上げになっている。

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『明菜(通常盤)』(Universal Music =music=)

「タレントは金銭面や仕事の内容に不満が積もれば、独立を画策する。しかし、事務所側はそのタレントにまだまだ価値があり、経営上手放せない存在である場合、やはり独立させまいとする」(芸能関係者)と言われるのが芸能界。独立はいつの時代もややこしく、円満に進むケースは少ない。結果、独立できたとしても元事務所からの目に見えない圧力などで、しばらくはいばらの道が続くという例も多々ある。

 昭和を代表する歌姫・中森明菜(52)も、独立後は決して順風満帆ではなかった。

「デビュー以来、大手プロに所属していた約7年間は次々とヒット曲を飛ばし、歌謡界を席巻した明菜ですが、管理は大変だった。ちょっと気に入らないと、二言目には“マネージャーを代えて”と言いだし、何人も代えられています」(前出・関係者)

 独立のきっかけになったのは、近藤真彦との悲恋といわれている。週刊誌のスクープで熱愛関係が公となり「結婚説」も飛び交っていた矢先、明菜は近藤の自宅マンションで自殺未遂を起こし、責任を取る形で事務所を退所。個人事務所を設立し、新たな音楽活動を始めたが、その後も個人事務所を何度となく変更。順調だった活動も滞るようになった。

 当時、芸能関係者の間ではこんな話がしきりに流れていた。

「明菜はアイドルの域を超えたビッグな歌手。歌謡界で息の長い歌手になれる素材だが、マネジメントが難しい。彼女を上手にコントロールできるのは、恋人しかいない。明菜の恋人になる気持ちでいられる男でないと、マネージャーは務まらない」

 現在も明菜は恋人といわれる男性がマネージャーをしていると囁かれており、そのあたりは昔と変わっていないように見える。著者はかつて明菜の恋人となり、93年から約6年間、個人マネージャーをしていた男性と接触して、話を聞いたことがある。そこで聞いた、彼と明菜とのエピソードは、現在の明菜の置かれている立場が垣間見えるようだった。

 ここで、先に放送関係者の話を紹介しよう。「明菜は放送当日にならないと、本当に局に来るかどうかもわからないし、時間通りに来るとも限らないから恐くて使えない。必然的にテレビの仕事が激減する」

 明菜はウォッカなど強いお酒と激辛料理を好み、鞄には常にマイ・タバスコを持っていたほどだった。音楽番組から消えた明菜だが、それでも歌を歌うことは忘れず、知り合いの店でお酒を飲みながらカラオケで歌っていたこともあったという。

 著者の知人は「偶然、お店で明菜と一緒になり、デュエットした」と興奮して話をしていた。普段はスターを気取ることもせず、すごく庶民的な子なのである。

 そんな折、知り合ったのが、当時、六本木のバーで黒服をしていたA氏。韓流スターを彷彿させる甘いマスクで、六本木界隈でもイケメン黒服として女性客に人気だった。明菜とも最初は、お客として知り合った。やがて明菜に気に入られ、次第に客と黒服の関係から恋人関係になったという。A氏は2人の関係について「いや、そんな関係では~…」と濁していたが、黒服を辞めて個人マネージャーとして地方から海外の仕事まで同行。常に行動を共にしていたことから、「恋人だろう」というのが周囲の認識だった。個人マネージャーといってもあくまで明菜に雇われている身。明菜に絶対的な権限がある。明菜社長に使われる1人だけの社員に過ぎない。マネージャーとしてはなんの実績もないズブの素人だが、明菜のブランド力で仕事は順調だった。

 しかし彼は、どんなに仕事が順調でもちょっと気に入らないことがあると、「すぐキレる」と述懐していた。

「キレると恐い。あたりかまわず目の前にある物を投げてくる。ペンぐらいならいいけど、コップや灰皿などが飛んでくる。それが出張先のホテルの部屋でもやる。飛んだ物がテレビや壁に飾った絵画に当たり、多額の弁償金を払ったこともある。相手が明菜ということで穏便に済みましたが、都内のホテルでは明菜に出入り禁止をだしたところもありました」という。

 そして明菜は、海外のホテルでも大事件を起こすことになるのである……。  (以下、次回)

(敬称略)

二田一比古
1949年生まれ。女性誌・写真誌・男性誌など専属記者を歴任。芸能を中心に40年に渡る記者生活。現在もフリーの芸能ジャーナリストとしてテレビ、週刊誌、新聞で「現場主義」を貫き日々のニュースを追う。

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