サイゾーpremium  > 特集  > タブー破りのニコニコ動画が放つ──同和問...

──テレビに代わる新しいメディアとして注目されている「ニコニコ動画」。その中でも『ニコニコ生放送』では、トーク番組を中心に、既存のメディアでは決して触れられないような話題を扱っている。そんなタブー破りのニコニコ動画関係者に、トーク番組について聞いた。

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ノンフィクション作家の上原善広氏が登場した『ニコ生ノンフィクション論』。

 いまや、入会者数は2360万人、有料会員数は138万人にも上るニコニコ動画。そのニコニコ動画が自ら配信しているのが、「ニコニコ生放送」の公式生放送だ。その放送ラインナップを見ていると、会見、アニメ、映画、スポーツなどのほかに、多くのトーク番組が放送されている。

「『ギャラ以外にあまりお金をかけない』という制作上の事情と共に、番組を制作するというよりは、さまざまなテーマについて登場するゲストのみならず、見ているユーザーも共に語り合うための場を提供するのが『ニコニコ生放送』だと考えている」と、ニコニコ生放送ディレクターの助田徹臣氏は語るが、地上波のトーク番組をどう見ているのだろうか?

「いわゆるMCがいて、ゲストに事前アンケートを取って、放送作家が書いたようなトーク番組は確かに面白いですが、新鮮味がない。視聴者も、もうそのからくりに気がついて、飽きはじめているのではないでしょうか。日テレの『O』あたりは、その代表のように感じます。あとは、キー局よりもむしろ地方局に参考になる番組があって、放送禁止用語を連発するTOKYO MXの『G』とか、保守がかったスタンスで一貫している読売テレビの『T』などは、注目しています」

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