>   > 原稿紛失、遅刻常習の編集者たち........
いびつなマンガ界の構造変化は冨樫義博がもたらした?

原稿紛失、遅刻常習の編集者たち......『金色のガッシュ!!』 雷句誠氏と消えたマンガ家

+お気に入りに追加

0811_kietamangaka_ill.jpg
(絵/師岡とおる)

ヒット作を生み出したにもかかわらず、人知れず表舞台から消え去ったマンガ家が、かつて大勢いた。その背景には、「専属契約制」などマンガ業界の歪んだ構造が隠されていたが、その実態はいま──。ベストセラー『消えたマンガ家』の著者が、ゼロ年代のマンガ界に斬り込む!

 サイゾー編集部からの依頼は「ゼロ年代の『消えたマンガ家』を書いてくれ」というものだった。僕が94年から97年にかけて取材を集中的に行い、『消えたマンガ家』(太田出版)という本を3巻まとめたことを受けてのものである。

 僕と担当編集者がまずやったのは、「ゼロ年代の消えたマンガ家」を確定する作業である。僕が取材をしていたころとは違って、ネット上に同趣旨のサイトがいくつもできるなど、情報源は豊富だった。

 ところが、この作業をしていた我々は意外なことに気がついた。つまり、僕が想定するような軌跡を描いて消えてしまったマンガ家がいないのである。極端な言い方をすれば、マンガ家が消えなくなっているのである。


サイゾープレミア

2017年2月号

過激な「マンガ」読本

過激な「マンガ」読本

"経済予測記事"はなぜハズれるのか?

    • 【経済予測記事】はご都合主義?
    • 経済学者が語る【金融緩和バトル】
    • 経済誌【制作の舞台裏】

カルチャー化する"メンヘラ"の謎

カルチャー化する
    • 【青山ひかる】が病みかわコス!
    • カジュアル化する【病み】
    • 【松永天馬】が語るメンヘラ

インタビュー

連載

    • 【平嶋夏海】もう少し遊びたかったんです。
    • 【山崎真実】Dカップの無為自然
    • MoeにKoiする5秒前
    • 大統領選を揺るがした【フェイクニュース】
    • 迫りくる教育の【2020年問題】
    • 高須基仁の「全摘」
    • 人はなぜ【忘年会】を開くのか?
    • 南米のマツリ・ダンス文化
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 月刊カルチャー時評/『真田丸』
    • 【ア・トライブ・コールド・クエスト】黒人音楽の常識を変えた!
    • 【恒例運転者事故続発】誤ったイメージ醸成の理由
    • 町山智浩の「映画でわかる アメリカがわかる」
    • 『男子の生き様』俳優・宮城紘大
    • 増える依存症と経営赤字【カジノ法案】の真実
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/プーチン最強伝説
    • ジャングルポケットの「アダルトジャングル探検録」
    • 【紙の月】女の正義は状況や気分によって容易に更新される
    • 磯部涼の「川崎」
    • アメリカにはない【日本のSM】
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 更科修一郎の「批評なんてやめときな?」
    • 花くまゆうさくの「カストリ漫報」