>   > 原稿紛失、遅刻常習の編集者たち........
いびつなマンガ界の構造変化は冨樫義博がもたらした?

原稿紛失、遅刻常習の編集者たち......『金色のガッシュ!!』 雷句誠氏と消えたマンガ家

+お気に入りに追加

0811_kietamangaka_ill.jpg
(絵/師岡とおる)

ヒット作を生み出したにもかかわらず、人知れず表舞台から消え去ったマンガ家が、かつて大勢いた。その背景には、「専属契約制」などマンガ業界の歪んだ構造が隠されていたが、その実態はいま──。ベストセラー『消えたマンガ家』の著者が、ゼロ年代のマンガ界に斬り込む!

 サイゾー編集部からの依頼は「ゼロ年代の『消えたマンガ家』を書いてくれ」というものだった。僕が94年から97年にかけて取材を集中的に行い、『消えたマンガ家』(太田出版)という本を3巻まとめたことを受けてのものである。

 僕と担当編集者がまずやったのは、「ゼロ年代の消えたマンガ家」を確定する作業である。僕が取材をしていたころとは違って、ネット上に同趣旨のサイトがいくつもできるなど、情報源は豊富だった。

 ところが、この作業をしていた我々は意外なことに気がついた。つまり、僕が想定するような軌跡を描いて消えてしまったマンガ家がいないのである。極端な言い方をすれば、マンガ家が消えなくなっているのである。


Recommended by logly
サイゾープレミア

2018年5月号

ウェブ(禁)新論

ウェブ(禁)新論

マンガで学ぶ「(裏)社会学」

マンガで学ぶ「(裏)社会学」
    • 【実際のヤクザ】に聞いた下半身事情
    • 【ヲタめし】ハロプロヲタのライブ後

華村あすか、19歳のプライベートセクシー

華村あすか、19歳のプライベートセクシー
    • 【華村あすか】クダモノとカラミます。

インタビュー

連載

    • 【アンジェラ芽衣】けっこう根暗なんです。
    • 【宮下かな子】森田童子にゾクゾク
    • 【冨手麻妙】映画界に愛された女優の身体
    • 密かに好成績を残した剣の貴公子
    • 【由美子】の夢は夜ひらく
    • 行政法研究者が語る日本の行方
    • 高須基仁の「全摘」
    • 【品川ヒロシ】が夜通し語る映画愛
    • 継続危機と対峙する【秋田の伝統祭】
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【XXX Tentacion】SNS厄介者たちの続く伝説
    • 【元スパイ襲撃被害】スパイによる本当の諜報活動
    • ナチスの【優生学】が投げかけるもの
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」/『サバービコン』
    • 実話を元に描かれた【映画でわかる】社会の病巣
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/森友ふたたび
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 女はなぜ皆【星野源】を欲するのか?
    • 俺と伝説のラッパーたちとの交遊録
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 幽霊、文化系連合赤軍な雑誌の終焉。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』