>   > 「コミックボンボン」編集長×『プラモ狂四...

 2007年末、休刊を発表した「コミックボンボン」。30代の男性であれば、かつて「コロコロコミック」(小学館)と双璧を成した月刊少年マンガ誌として記憶に残っている人も多いだろう。そんな同誌の人気を牽引していたのが『プラモ狂四郎』である。ここでは、同誌元編集長・池田新八郎氏と同作・著者のやまと虹一氏が再会。「ボンボン」休刊から児童マンガ誌の行方まで、不振の続く業界についてを語り合った。

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左・やまと虹一氏/右・池田新八郎氏(写真/江森康之)

──創刊は81年秋。当時は90万部を売り上げていた「コロコロ」が月刊少年マンガ誌では独り勝ちの状態でしたが、「ボンボン」では3号目から『プラモ狂四郎』がスタートし、同誌の快進撃が始まります。

池田新八郎(以下、池田) 創刊当初はあくまでマンガが中心で、アニメ化される予定だったジョージ秋山さんの『スパットマンX』を柱に考えていたんです。ガンプラは当時から人気があったので、創刊号の巻頭で特集を組んでみたら、そのページがアンケートでトップにきたんですよ。ただ、アニメ『機動戦士ガンダム』のストーリーを基にマンガを作っても、小学生にはまだ難しいだろうと思って、「カンプラを軸にしたマンガはできないか?」と、特集を担当したフリー編集者の安井(尚志/『プラモ狂四郎』の原作者)さんに相談したのが始まりです。

──作画にやまと虹一さんが選ばれた理由はなぜでしょうか?

池田 何人か候補はいたけど、ガンダムは"メカ"なので、どうしても力夕い感じがしてしまう。だから、劇画タッチよりもやまとさんのような柔らかいタッチがいいだろう、と判断し、お願いしたんです。


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