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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第12回

史上最悪の借金地獄で大国がマジで大ピンチ!

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【今月の映画】

『I.O.U.S.A.』
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財政赤字、貿易赤字、貯蓄不足、指導者不足で、いまやアメリカは政府も国民も、史上最悪の借金まみれ! 一般の納税者をはじめ、政府の役人、投資家らが、アメリカの金融危機を呼びかける衝撃のドキュメンタリー。1月に開催された08年サンダンス映画祭でも話題に。プロデューサー/クリスティーン・オマリ ディレクター/パトリック・クリードン 出演/デヴィッド・ウォーカー、ウォーレン・バフェットほか
アメリカでは8月公開、日本では公開未定

 I・O・U・S・A・? いおうさ? じゃないよ!

 I・O・U・は「I owe you(君に借りがある)」という意味で、IOUと書くと「借用書」のこと。この映画は、今のアメリカが抱えた莫大な負債についてのドキュメンタリーで、元GAOのデヴィッド・ウォーカーのレクチャーに基づいている。

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