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卍とハーケンクロイツはなぜ似てる?――チベットから仏像を持ち帰る!? ナチス・ドイツと仏教の関連性(後編)

2019年9月14日 11:00

(前編はこちら)

――第二次世界大戦を引き起こしたナチスのシンボルであるハーケンクロイツは、欧米社会ではタブー視されており、同時にそれに類似する卍もその被害を受けている。なぜ、ナチスは卍に類似したシンボルを採用したのか? 調べてみると、そこには仏教との怪しい結びつきがあった。

オカルトを信じたナチスと罪深き「アーリア神話」

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街の至る所に掲げられていたハーケンクロイツ。(写真提供/ユニフォトプレス)

 ハーケンクロイツと卍の間には直接的な関連性はない。その一方でナチスは前述の「アーリア人」の観点から、スワスティカを吉祥の印としているチベット仏教には興味を示していたという。

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