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卍とハーケンクロイツはなぜ似てる?――チベットから仏像を持ち帰る!? ナチス・ドイツと仏教の関連性(前編)

2019年9月13日 11:00

――第二次世界大戦を引き起こしたナチスのシンボルであるハーケンクロイツは、欧米社会ではタブー視されており、同時にそれに類似する卍もその被害を受けている。なぜ、ナチスは卍に類似したシンボルを採用したのか? 調べてみると、そこには仏教との怪しい結びつきがあった。

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2012年、シュツットガルト大学のエルマール・ブーフナー博士は「宇宙から来たブッダ」というタイトルで、ナチスがチベットから持ち帰ったとされる仏像が隕石製であることを発表した。(写真提供/ユニフォトプレス)

 2016年、国土地理院は2020年東京オリンピックに向けて、地図記号を外国人観光客にも理解してもらえるように郵便局やホテルなど15施設の記号を変更。その際、寺院の地図記号である「卍」が、かつて第二次世界大戦を引き起こし、ユダヤ人の大量虐殺を行なったナチス・ドイツの象徴でもある「ハーケンクロイツ」を想起させるとして、「三重の塔」への変更が検討された。

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