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“ミスター日曜劇場”香川照之の不在が原因? 嵐・二宮和也『ブラックペアン』の物足りなさ

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1804_kagawa.jpg『市川中車 46歳の新参者』(講談社)

「面白いけど物足りない」……そんな感想を持った人も多かったのではないだろうか?

 4月22日に放送された嵐の二宮和也主演ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の初回平均視聴率が、13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったと発表された。

 多くのメディアが「好発進」「好スタート」と報じていたが、『半沢直樹』『下町ロケット』『99.9 -刑事専門弁護士-』『陸王』など、平均視聴率15%超えの大ヒットドラマも多い日曜劇場と比較すると、やや肩透かしの船出と言えそうだ。

「全体的にモヤっとした感があった」と言うテレビ誌ライターが続ける。

「金に汚い天才的な技術を持つ外科医が、医療界の理不尽な常識と闘いながら、難手術を成功させる……『ブラックジャック』『白い巨塔』『ドクターX~外科医・大門未知子~』など、これまでの医療モノのいいとこ取りの印象でしたね。とりわけ第1話は、有名教授の腰ぎんちゃくが手術に失敗して慌てふためくところに登場して、難手術を成功させるのは『ドクターX』とまったく一緒。要は二宮が男版・大門未知子というわけですが、大門と違って難しいところだけやってあとは丸投げですから、爽快感は薄い」

 さらに気になったのが、出演者の既視感だ。

「竹内涼真、小泉孝太郎なんてまんま『下町ロケット』に出演していましたね。竹内のさわやかキャラは『陸王』の“茂木”とまったく同じだし、『ブラックペアン』のメイン視聴者はこれらのドラマも観ているはずですから、感情移入も3割減でしょう」(同)

 そして、最大の物足りなさが、やはり“あの人”の不在だろう。

「“ミスター日曜劇場”の香川照之が登場していないのも、視聴率が伸び悩んだ理由かもしれません。『半沢直樹』『99.9』『小さな巨人』で見せた顔芸は、もはや中毒症状が出るレベル。ドラマに重厚な空気が足りないのも、視聴者が“香川慣れ”してしまったせいかもしれません」(同)

『小さな巨人』の初回視聴率は『ブラックペアン』と同じ13.7%。そこから最終回は自己最高の16.4%まで持ち上げているが、上積み材料に乏しい中、巻き返しができるか注目だ。

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