連載
「はてなブックマークニュース」編集長が選ぶネット事件簿

人気エントリー定点観測@はてな 「セキュリティ議論が思わぬ方向に……」

+お気に入りに追加

「はてなブックマーク」とは?
ソーシャルブックマークサービスの最大手。ネットのトレンドや“今”話題になっていることがわかる。気になる情報を共有したり、他のユーザーが興味を持つ話題を見たりできる。iPhone/Androidでも閲覧可能。http://b.hatena.ne.jp/

──最大で9連休となった今年のゴールデンウィーク。始まったばかりの4月29日に、帰省客や旅行客を乗せた高速バスが関越自動車道で事故を起こし、話題を集めました。一方、ネットは、佐賀県武雄市の市図書館に関する話題で持ちきりに。市が図書館の管理をレンタルビデオ店「TSUTAYA」の運営会社に委託する計画を発表し、個人情報保護の観点で大論争が巻き起こりました。樋渡啓祐市長はツイッターで不可解な発言をして、火に油を注ぎました。【集計期間:4月16日~5月15日】

【社会】2012.5.8 TUE

1207_hatena1.jpg

■セキュリティ議論が思わぬ方向に……
ブックマークuser数 525
[タグ]これはひどい、セキュリティ、図書館
[エントリータイトル]
自分用:ひろみちゅ先生×武雄市長- Togetter
[エントリーページURL]
http://b.hatena.ne.jp/entry/93071854

佐賀県武雄市が、市図書館の運営を「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に委託する計画を発表。これに伴い、図書館の貸し出し履歴が、個人情報に当たるかどうかで、「個人情報には当たらない」とする樋渡啓祐・武雄市長と、「個人情報に当たる」と指摘したセキュリティ研究者の高木浩光氏がツイッター上で激論。樋渡市長は「あなたの上司に(公開討論の場に出席するよう)お願いに行く」など圧力をほのめかす発言を繰り返しました。この12日後、市は、Tカードと従来の貸し出しカードを選択可能にする考えを示しました。

『貸し出し履歴』
利用者が読んだ本に関する貸し出し履歴の情報は、図書館では本の返却後に消去する。戦前に思想統制につながった歴史を反省した「図書館の自由に関する宣言」で、思想・信条の自由を守るために打ち出したもの。

『Tカード』
TSUTAYAやファミリーマートなどの提携店で、利用に応じてポイントをためられるカード。武雄市の計画では、当カードを貸し出しカードとして一元化し、本を借りるとポイントを付与するなどの内容が発表された。

ブクマコメント
●職場の上司、所轄官庁、国会議員に圧力をかけて、発言を封じ込めようとしているとしか思えないのだが。
●指摘に対してまったく関係のない議論をもちだし法解釈で争おうとしたり、上司に圧力をかけると脅したりしている。元官僚だけあって論点ずらしに終始していて、そもそもセキュリティ上の懸念とされたことには答えていない。
●市長がアレなのは全員の共通認識だと思うが、高木もあんな煽る様な書き方しておいて議論もしないのはどうかと思うわ。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2018年12月号

禁断の映画と動画

禁断の映画と動画

"異能作家"たちが語る「文学、新宿、朗読」論

    • 【石丸元章×海猫沢めろん×MC漢×菊地成孔】対談

インタビュー

連載

    • 【橋本梨菜】ギャル男をマネタイズしたいんです。
    • 【RaMu】YouTubeで人気の美女が泡まみれ
    • 【ダレノガレ】は突然に
    • 日本の【AI市場】と日本企業のAI導入の真実
    • 【オスカー社員】が大量退社で瓦解!?
    • 祭事的【渋谷ハロウィン】分析
    • 【出前アプリ】を支えるライダーたちの過酷な日常
    • 【フレディー・マーキュリー】の一生
    • 町山智浩/『ボーイ・イレイスド』ゲイの息子と神のどちらを選ぶのか?
    • ジャーナリスト殺害事件で変わる【サウジ】の覇権
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子の「ドラッグ・フェミニズム」
    • 「念力事報」/それがジュリー
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【カーネーション】フェミ論点全部乗せの名作朝ドラ
    • 「俺たちの人生は死か刑務所だ」ギャングの豪快な人生
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 【山陰】でビール造りに励む男
    • 【薔薇族】刊行で去っていく友と、死を恐れぬ編集者
    • 幽霊、紅衛兵たちのアニメ映画興行。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』