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なぜ「たかだか大麻 ガタガタぬかすな」とラップするのか――舐達麻がブチかますコンプラ無視の【超】大麻論(前編)

2020年11月25日 11:00

――ここ数年、日本でもっとも話題のラッパーといえば、舐達麻の3人をおいてほかにはいない。注目を集めるのは第一に、自身と大麻をめぐる現実について前例がないほど“直接的”にラップするからである。だから、今回の特集には欠かせないこのヒップホップ・グループに、大麻について大いに語ってもらおう。

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(写真/西村満)

「たかだか大麻 ガタガタぬかすな」――。こんな単刀直入なラップのリリックが、2018年後半から19年にかけてネット・ミーム化して大きな話題を呼んだ。埼玉県熊谷を拠点とする、88~90年生まれのラッパー3人(BADSAIKUSH、DELTA9KID、G-PLANTS)からなるヒップホップ・グループ、舐達麻。彼らが18年10月にYouTubeにアップし、20年11月初頭時点で650万回(11月初頭時点)の再生回数を超える「LIFE STASH」という曲で、BADSAIKUSHが放ったパンチラインだ。

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