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遺影は生前の最高グラビアである……カラーで笑顔が当たり前! グラビア的“遺影”考察

2018年10月14日 11:00

――最強のグラビア特集の企画で「遺影」!? 不謹慎だと思うなかれ、遺影は故人の最善の姿を写し出した最高のグラビアでもある。果たして、遺影はどのような成長を遂げてきたのだろうか? 歴史的背景から発展、遺影と密接な関係にある葬儀やエンディング産業との関係も、じっくり分析。

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今回取材に応じてくれた国立歴史民俗博物館の准教授である山田慎也氏。当館には葬儀にまつわるあらゆる展示物が並び、どのように発展を遂げてきたかがわかる。

 人々が写真を身近なものとして利用し始めてから、100年余り。人生のさまざまな節目を記録する役割はもちろん、使い捨てカメラやデジカメ、携帯電話の普及によって、より生活と密接な関係を築いている。中でも人生の最後をかたどる“遺影”は、故人を偲ぶ写真として必要な不可欠な存在だ。たとえどのような宗派に属していたとしても、ほとんどの家庭の仏壇が置かれた部屋には、遺影が飾られているといっても過言ではないだろう。

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