世界的な“むし”の権威が語る!――技術革新で変わる採取と新種の発見
2020年12月21日 11:00
2017年3月 1日 11:00
本誌連載「念力時報」を担当する歌人の笹公人氏、作家でもある加藤千恵氏、そしてイラストレーターで詩人の326氏に、2016年下半期に発売されたグラビアポエムの中から傑作を選定。その文学的な価値を見いだし、権威づけてもらおう。
――グラポエを 集めて選び 感じよう
『橋本奈々未写真集 2017』(小学館)
■ポエムでセックスする中2的傑作
【1】橋本奈々未
「週刊プレイボーイ」12月5日号(集英社)
『一日だけの恋。』
夕立のあと、雲が速い。
もうすぐ恋は、終わりますか?
終わるのならせめて、
優しくあなたの手で。
乃木坂46の橋本奈々未の引退発表後に掲載されたこのグラビアは、ホテルや海で、一日限定で結ばれた淡い恋の記録を描いたもの。「手練れですね、これはうまい。一日の恋と彼女の引退を絡めており、完成度が高いです。おそらく『夕立』のあっという間に濡れてしまう感じがセックスのメタファーとなっており、『雲が速い』で現実の時間に引き戻されてしまいます」(笹)「岩井俊二的な世界観で、『一日の恋』というタイトルもキャッチー。だけど、フックが弱いかな」(326)「全体的に余韻があっていい。切なさが残りますね」(加藤)。
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