世界的な“むし”の権威が語る!――技術革新で変わる採取と新種の発見
2020年12月21日 11:00
2010年8月26日 08:01
【選者】海猫沢めろん[作家]
『チャージマン研』、一見ごく普通のヒーローアニメな
のだが......。
僕は子どもの頃からいろんなアニメを観てきましたが、"ヤバいアニメ"というとすぐ浮かぶのは『AIR』です。とにかくヤバい。涙腺が核爆発する。死ぬ。日本が宇宙に誇るクールジャパニメーションの最高峰です。あとは『伝説巨神イデオン』。エヴァンゲリオンの元ネタとして有名で、劇場版はいきなり実写パートが挟まったり、かなり狂ってます。良い意味でのヤバさですが、ルーツとして観ておいたほうがいいかもしれません。ただ、このあたりはDVDならではってわけではないから、今回はあまり掘り下げないでおきましょう。
最近のDVDならではのヤバさなら『化物語』。キャラクターが本編を見ながら掛け合いしたりツッコミを入れる、メタ構造なオーディオコメンタリーがついてるんです。しかもちゃんと原作者・西尾維新さんの書き下ろし!コメタンリーが話題になるなんてめったにないですが、これは面白かったですね。
とまぁ、紹介したいものはたくさんあるんですが、今回は悪い意味でのヤバさとして、"ヤシガニ作品"を3つ選んでみました。「ヤシガニ」というのは、『ロスト・ユニバース』の「ヤシガニ屠る」という回がかなりヤバい状態で放送されたことをきっかけに使われるようになった言葉で、ヒドいアニメ作品を指すスラングみたいなものです。まず伝説なのが『ガンドレス』【1】。これは、作画が全然終わっていないまま劇場公開された作品です。ヒロインが赤一色で塗り潰されてるとか、お好み焼きを食べるシーンでずっと同じ動きが繰り返されてるとか、もう本当に伝説。僕は劇場で観ましたが、映画館に入る前に「完成してないけど怒らないでね」みたいな念書も書かされたんです。あんな経験、初めてだった。後日、観客全員に完成版のビデオが送られたんですが、それだけで大赤字ですよ。DVDでは完成版も劇場公開版も収録されているので、ぜひ一度観てみてください。
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