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"超新星"中山優馬デビューでジャニーズJr.が 崩壊寸前!?

2009年7月18日 11:31

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――人気も知名度もイマイチのまま、なぜか突然デビューしたジャニーズの新ユニット・中山優馬 w/ B.I.Shadow。いつものように鳴り物入りで......とはいってない気がするのはナゼ? そのウラ事情に迫る!!

 7月15日、シングル「悪魔な恋/NYC」(ジャニーズ・エンタテイメント)でメジャーデビューを果たしたばかりの「中山優馬 w/ B.I.Shadow」。中山優馬(15)をリーダーに、B.I.Shadowの中島健人(15)、高地優吾(15)、菊池風磨(14)、松村北斗(14)からなるメンバ15人の平均年齢は、なんと14・5歳! ジャニーズ史上、最年少記録を更新してのデビューとなった。「悪魔な恋」は、7月にスタートした中山主演のフジテレビドラマ『恋して悪魔〜ヴァンパイア☆ボーイ〜』(火曜22時)主題歌でもあり、今夏、彼らの露出はますます増えそうだ。

 かねてより、ジャニー社長のスペオキ【スペシャルお気に入り】として知られてきた中山優馬。リーダーに据えるだけならともかく、この先もずっと使うことになるであろうグループ名の中に、個人のフルネームを入れてしまうという超異例の試みからも(それが効果的かどうかは別としても)、ジャニー社長の気合だけはビンビンに伝わってくる。

 ジャニーズタレントにとって"デビュー"は勝ち組への第一歩。しかし今回に関しては、周囲からの手ごたえらしきものが感じられない。それどころか、中山本人や新グループが抱える不安、先輩Jr.の憂鬱、ファンからの反発などさまざまな問題が噴出し、「すわ、ジャニーズJr.崩壊か......!?」などといった声もあるのだ。本特集では、そんな問題点を浮き彫りにしながら、新グループの行方を検証したいと思う。


【崩壊01】 「ジャニー社長」の"あせり"

"スペオキ"中山の強引デビューの裏に ジャニーズデビュー組の"高齢化"問題!?

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東京・原宿のアイドル系ショップでも、すで
に多くの生写真が販売されている中山優馬ク
ン。売れ行きのほどは......?

 大阪府出身の中山が関西ジャニーズJr.として事務所に入所したのは、約3年前の06年10月。07年にはHey! Say! 7 WESTの一員となり、08年4月にはNHKドラマ『バッテリー』で、ドラマ初出演にして初主演という大抜擢を受けている。その頃からジャニー社長の中山に対する寵愛ぶりは顕著で、関ジャニ∞の横山裕が某バラエティ番組で「(優馬は)今めっちゃ怖いです。ジャニーさんが めっちゃ押してます。尋常じゃないくらいに押してます」と、ポロリと漏らしたほど。今回のデビュー発表時にも、ジャニー社長は「ティーンエージャーを含めた若者の歌が、あるようでない。若者が若者らしく歌える歌で、時代を作るぐらいヒットしてほしい。夏にはコンサートツアーもやりたい」と発言しており、ノリノリだ。

 そもそもジャニーズのデビューは、これまで大きく2つのパターンに分かれていた。ひとつは、Jr.内ユニットが人気を博し、「売れる」と判断されて世に羽ばたくパターン。KAT-TUN、関ジャニ∞などがあてはまり、デビュー前から固定ファンが存在するため、売り方の戦略を立てやすいのが利点だ。
 
 もうひとつは、人気のあるJr.を寄せ集めて新グループを作るパターン。こちらはイベントに合わせて結成されることが多く、V6以降、嵐、NEWS、Hey! Say! JUMPなどが、バレーボールW杯などの番組応援団としてデビューしている。「バレーを応援する」という名目でテレビや雑誌に登場できるため露出も多く、派手にスタートできるのがメリットだ。

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デビューシングル「悪魔な恋」は、初回限定盤A・B、そ
して通常盤の3種類も発売。ジャニーズにはめずらしく、
そのすべてが公式サイトにアップしてある。

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