【小田嶋隆】板橋区――外部遮断装置を装着した男子高校生と親父、そしてその妹
―― その朝、都営三田線は人身事故の影響で午前中いっぱい不通だった。高島平駅の掲示で、巣鴨駅での事故の情報を知った日向大輝は、来た道を引き返して東武東上線の東武練馬駅に向かった。普通に歩けば30分はかかる道...
―― その朝、都営三田線は人身事故の影響で午前中いっぱい不通だった。高島平駅の掲示で、巣鴨駅での事故の情報を知った日向大輝は、来た道を引き返して東武東上線の東武練馬駅に向かった。普通に歩けば30分はかかる道...
―― 16年はピコ太郎が最後においしいところを全部持っていった感があるが、今年のお笑い界はあの男が大ブレイクすると言われている。あの男とは一体だれか?「ズバリ、アンジャッシュの児島一哉ですよ」
―― 12月20日に放送された新垣結衣主演のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』最終回の平均世帯視聴率が20・8%を記録したことでTBSが2017年に続編のみならずスピンオフ、映画化まで検討を始めたという。
―― 12月29日と31日にさいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final...
―― 2017年に放送されるスペシャルドラマ『女の勲章』(フジテレビ系)に松嶋菜々子が出演することが決定し、「ついに禁断の果実にまで手を出したか」と業界が騒然となっている。
―― 「親子や兄弟姉妹ですら合わない部分があるのが当然なのだから、違う家庭で育ってきた者同士が合わない部分があるのは当たり前。そんな『当然』や『当たり前』を、『困る』とか『つらい』に変換するクセがついてしま...
―― フィギュアスケートの全日本選手権、私は、いい関係を続けている人の家で、かれこれ15年ほどいいおつきあいをさせていただいているパティスリー「イデミ スギノ」のクリスマスケーキ2種類をいただきながら観戦し...
―― 地上波では3年ぶりの主演連続ドラマとして注目された織田裕二主演ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)。初回平均視聴率こそ13.1%とまずまずのスタートを切ったが、回を重ねるごとに低迷。最終...
―― 冒頭から申し上げるが、この記事の内容は、言わば筆者の想像に近いものだ。裏付けを取ろうとしても、取れるようなものではない。しかし、事実の積み重ねによって導き出された結果の想像である。
―― 興行収入で邦画歴代2位を記録するアニメ映画『君の名は。』の陰に隠れているが、ある意味、それ以上の爆発的ヒットとなっているのが、同じくアニメ映画の『この世界の片隅に』だ。
―― ドナルド・トランプが次の大統領に決まっちゃった。ただ、選挙戦ではなんだかんだ過激なことを言ってても、就任後は側近にちゃんと分かってるのを置いて無難にやると思うよ。でもさ、名前を売るだけのつもりが本当に...
―― デタラメな情報を垂れ流していた医療・健康情報サイトの「WELQ」が閉鎖され、12月7日に運営元のDeNAが謝罪会見を開いた。
―― ――ハイロープロジェクトが発表されたとき(15年5月の三代目ライブ初日)はどう感じましたか? A アンコール前にいきなり発表されたんです。ストーリーの説明はほとんどありませんでしたが、琥珀さんの「お前...
―― マルセイユ行きたい…。フィギュアスケートのグランプリファイナルをテレビで見ながら、学生時代に一度行ったきりのマルセイユの街並みを思い出していた私。そんな欲が出てきたくらいに体調も上向きつつあります。
―― きたる12月15日、小社より「想像以上のマネーとパワーと愛と夢で幸福になる、拳突き上げて声高らかに叫べHiGH&LOWへの愛と情熱、そしてHIROさんの本気(マジ)を本気で考察する本」(以下、「ハイ...
―― 離婚にむけて話し合いをしていることが明らかになったフジテレビの秋元優里、生田竜聖両アナカップル。秋元アナの不倫疑惑も囁かれるなか、腫物を触るように、皆が2人に気遣い、アナウンス室の雰囲気も最悪とか。2...
―― 先日、ツイッターの方では告知させて頂きましたが、サイゾーより『HiGH&LOW』考察本が12月15日に刊行されます!
―― イルミネーションの光の粒が街を彩り、デパートの安売りセールに人々が群がる。ストリートやショッピングモールには、もみの木農場から仕入れたクリスマス・ツリーが所狭しと並び、クリスマスムード一色に染まる12...
―― 音楽ライターの磯部涼が工業都市・川崎のダークサイドとその中の光を描出していくサイゾー本誌上のルポ連載「川崎」。これまで各方面で大きな反響を呼んできたが、過去の回で大々的にフィーチャーしたT-PABLO...
―― 我が国のアカデミズムにおける受容が徐々に開始され、彼の国の世界的美術館で展覧会が成功裏に終わろうとも、この国の美術館は門戸を開かなかった。それはなぜなのか?
―― 近代化が一段落ついたとき、日本人はやっと浮世絵の芸術性に気がついた。しかし、春画はなおそこからも排除され続けた。春画が学問の場に浮上するには、平成の世を待たねばならなかったのである。
―― 明治維新の混乱期を切り抜けた日本は、1894(明治27)年の対清戦争、1904(明治37)年の対露戦争へと突入する。そのとき兵士の懐中には春画があったともいわれているのだ。
―― 西洋的な「風俗取り締まり」を企図する明治新政府は、矢継ぎ早に法令を発布していく。その流れのなかで春画も取り締まりの対象となり、商品としての魅力を急速に失っていった。
―― 時代は幕末。ビジネス規模の巨大さを背景に隆盛を誇った春画も、時代の混乱期を迎え、衰退の一途をたどる。明治を迎える前に、すでに春画は“廃れ”つつあった。
―― 「江戸時代の日本の豊かな性愛文化」の象徴――。そのような文脈で語られ、大きなブームを巻き起こしている春画。しかし明治以降の歴史を眺めてみれば、むしろ愚劣低俗なものとされ弾圧されてきたというほうが正しい...
―― 筧美和子は、本誌2013年6月号の表紙を飾っている。
―― 芸能界のイケメンに、自分のルックスとの付き合い方を尋ねる本連載。今回はミュージカル『テニスの王子様』出身で、『ダイヤのA』など人気の2・5次元舞台に出演中の俳優・和田琢磨さんです。
―― ここ数年、秋の風物詩といえば、村上春樹の「ノーベル文学賞とるとる詐欺」だが、今年も安定のスルー。そんな村上作品を1冊だけ読んでハルキストを気取りたいなら、とりあえず『ノルウェイの森』で間違いなかろう。...
―― 本特集では、現実社会における“アスペルガー・ブーム”の功罪を読み解いてきた。そうした状況下で、現実を反映してつくられるフィクションの世界でも、この“ブーム”は起きているようだ。アスペルガーらしき人物が...
―― 前回は、強姦や交通犯罪などにおいて、加害者が民事賠償によって“刑事責任を免れた”かのように見えるケースは確かに少なくないけれども、それはあくまで結果に過ぎず、実際にはそうではないことを解説しました。 ...
―― 澤田教一の代名詞ともなった《安全への逃避》は、1965年7月にUPI通信社サイゴン支局に赴任してから2カ月足らずのときに、ほとんどビギナーズ・ラックといっていいような形で撮られたものだ。その後、わずか...
―― 一般社会でコミュニケーションに齟齬があると、職場の人間関係がうまくいかず、「アスペ」呼ばわりされてしまうようなケースも少なくない。こうした状況に企業や社会はどう対応しているのだろうか? その本音を探っ...
―― 現在、ADHDなど発達障害の治療では薬物療法が行われることも。ただ、当然、そこで使われる薬には、長所もあれば短所もある。
―― 近年、発達障害が増えているともいわれる。それと関係しているのか、いつしか“アスペ”というワードが世間に浸透し、アスペルガー症候群のみならず、ADHDなど発達障害全般を一緒くたにした隠語としてネット上に...
―― 配管工がせっせとパイプの配置作業に没頭中。つなげられていく配管と配管の間には、何やら不思議なアイテムが使われ……。今月は強固に組み上げられた配管よりもたくましく男性器をメンテナンスできるサックをピック...
―― 手元だけが映る画面の中で、手際良く素材を切り、炒め、ソースをからめる――真俯瞰で撮影された洒落た料理動画を、フェイスブック上で観たことはないだろうか? バズフィードが提供し、言語の壁を超えて流行中の...
―― 日本の大学において映画に関する授業は人気科目のひとつだが、教員や学生に「映画学とは何か?」と聞いても、正解を答えられない人は多いはずだ。また、日本の有名な映画監督を思い浮かべても「大学で映画を学んだ」...
―― こちらの記事で紹介したように、日本の映画監督は「学生時代に自主映画を製作→「『ぴあフィルムフェスティバル』などの映画賞で入選」「一般大学卒業後に番組制作会社に入社し、後に監督デビュー」というパターンで...
―― よく意外だって言われるんですけど、外で遊ぶのが大好きな子どもで、体を動かすことばっかりしていたんですよ。なので小さい頃は音楽に対する興味があまりなくて……多分ほかの子よりも全然聴いてないと思います(笑...
―― 100年前の川崎の夜も、こんなふうに欲望が渦巻いていたのだろうか。ビルの2階にあるガールズ・バーで、窓の外の喧噪を眺めながら思った。
―― こちらの記事では世界各国のプロパガンダ映画をみてきたが、どうやら国の指導者が映画好きだと、プロパガンダのみならず、映画そのものが多く製作されているようだ。そんな、映画好きの指導者たちが巻き起こしてしま...
―― 国民に政治的思想を植えつけるために製作されるプロパガンダ映画は、国家によるマインドコントロールの代名詞ともいえる。しかし、国の事情によっては製作を通じて映画産業が発展したり、逆に体制批判に利用されるこ...
―― フリースタイル・バトルのブームに沸く日本語ラップ界だが、今、それとは別の才能で頭角を現しつつあるRyugo Ishida。そんな若きラッパーに、地元・茨城県土浦市で話を聞いた。
―― 前回から引きつづき、今回もエマニュエル・レヴィナスの他者論について考察しましょう。ふたたび上の引用文をみてください。引用文の終わりのほうでレヴィナスは「〈他者〉の超越」と述べています。これは、世界に存...
―― テキサスの銀行を次々に襲うトビーとタナーの兄弟。田舎の小さな銀行だからたいした金はなく、客もロクにいないから目撃者も少ない。町もガランとして道路はスカスカなので、あっさり逃げられる。逃走車は地中に埋め...
―― アメリカの社会問題で避けて通れないのが、警官による一般人への暴力。その犠牲の大半となっているのが黒人である。しかしこの問題は今に始まったことではない。以前との大きな違いは、携帯電話の普及である。これま...
―― 昨年に公開され特大ヒットを放った映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』。今なお“豊作”といわれるブラックムービー業界だが、近年はどのような映画が注目を集めているのか? 各作品をジャンル分けし、その世...
―― 永遠に変わることのない、物憂げな表情をした小さな貴婦人。サブカルをこじらせているのかと思いきや、実は結構メジャー志向?