島薗進×伊達聖伸 政界癒着、ライシテ、国葬……最新版「政教分離」という議論
―― 安倍元首相の銃撃事件をきっかけに、自民党と統一教会の癒着が次々と明らかになっていった。近代国家では守らなければならないはずの政教分離という原則は、いったいどうなっているのか。フランスにおける政教分離の...
―― 安倍元首相の銃撃事件をきっかけに、自民党と統一教会の癒着が次々と明らかになっていった。近代国家では守らなければならないはずの政教分離という原則は、いったいどうなっているのか。フランスにおける政教分離の...
―― 昨年から今年にかけて、「長生きは幸せなのか?」と問う本が続々刊行されている。高齢化社会が叫ばれて久しく、昨今では、平均寿命100歳時代が来るともいわれる中、その死生観を宗教学者はどう捉えているのか? ...
―― イスラム教をめぐる昨今の事件は、日本にとって多くの問題を投げかけることとなった。そもそも、日本の宗教観は諸外国とはまったく異なっており、我々日本人には理解し難い部分も少なくはないはずだ。そしてさらに2...
―― 人類は、なぜ衝突し合うのか――。IS(イスラム国)をめぐる諸問題はいまだ解決の糸口が見えず、世界各国では、宗教をめぐる多くの対立が激化しているかのように見える。「現代日本と宗教の関係」というテーマで議...
―― 文明が進むほど、社会は宗教的なるものへと回帰していくのか──。世俗化の時代を経て、進歩に限界を感じた人々が宗教的伝統を選ぶ動きは、本当に世界共通といえるのか。イスラムの復興や、アメリカの福音派を例に議...
―― 日本の通史として、国家神道と天皇制は並列に語られることが比較的多い。無論、現在では“象徴としての天皇”制が定められているが、社会学的、宗教学的に見ると、その道程にはどのような歴史があったのだろうか?宗...
―― 社会学の第一人者・橋爪大三郎と、宗教学の第一人者・島薗進。2人の泰斗による「人類の衝突」をテーマにした対談も、第3回に入った。イスラム過激派との対立をめぐる国際問題は、いまだ解決の糸口が見えず、多くの...
―― 本誌3月号より始まった、社会学者と宗教学者による対談企画。前回は、イスラム国問題に揺れる日本において、中東、そして欧米諸国とは全く異なる宗教観を持つ我々日本人の根底にあるもの、について話を進めていった...
―― 00年代以降、日本社会において宗教はかつてほどの力を持たなくなったといわれてきた。だが、いまだに不穏な動きを起こす団体は日本各地に存在している。今、日本の宗教界で注目しておくべき”ヤバい”団体はどこな...
―― ──昨年末の平田信の逮捕により、「オウム真理教」の名を久しぶりに目にした人も多い...