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第1特集
萌え声な上にカワイイ!【1】

ビジネスの根幹は声優スクールにあり!? 小倉唯から花澤香菜までワガママ声優たちの秘密に迫る!

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――水樹奈々、田村ゆかり、堀江由衣などのレジェンド女王以外にも、若手のアイドルがにょきにょきと育ちつつある声優業界。しかし、そんな声優業界も、ビジネスのルールにおいては、一般芸能とは大きく異なるという。大手声優事務所の実態に迫りつつ、そうした違いの秘密に迫る!

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CDショップの売り場でも最近は、J-POP歌手よりも声優アイドルのほうが占有率が高い!?

 水樹奈々や平野綾を筆頭に、女性声優がテレビ番組や雑誌グラビアに登場するようになって久しい。今年7月に発売された、アニメ『ラブライブ!』(TOKYO MXなど)のヒロインたちで構成された声優ユニット「μ’s(ミューズ)」のライブブルーレイディスクが4万5000枚以上を売り上げ(オリコン調べ)、アニメ音楽BD/DVD売り上げの歴代1位を更新するなど、こうしたアイドル声優ブームの勢いはいまなお衰えていない。彼女たちに続くべく、いまや多くの声優事務所がビジュアルを売りにした女性声優を世に送り出そうとしているのだ。

「アニメ作品を立ち上げるとき、制作側はできるだけファンがついている声優を起用したい。でなければDVDが売れないですから。だから、どうしても”数字を持っている”声優のほうが起用されがちになり、昨今批判の的になっているように『人気作はどれも似たような声優ばかり』ということになってしまう」(声優事務所マネージャー)

 一般芸能におけるテレビドラマであれば、バーニングプロダクションやジャニーズ事務所などの大手芸能プロとテレビ局との間で交わされる”行政”によって、ある程度偏りがないようにタレントの”振り分け”がされるのが常識。ところが声優業界では、一般芸能のこうした慣例は通用しないというのだ。

 そもそも一般芸能では、マネージャーは各タレントについているのが普通。ところが声優が所属する事務所の場合、声の収録を行う音響制作会社ごとにマネージャーが割り振られているケースも多く、「マネージャーとその担当タレント」という概念が希薄。その役割もスケジュール管理をする付き人兼雑用係といった色合いが濃く、タレントを「育てる」という意識には乏しい。いきおい、人間関係を形成して先の仕事につなげるといった部分は、マネージャーではなく声優本人が担うケースが多くなる。こうした構造が、声優業界ならではのいびつさを生む原因にもなっているのだが、本稿では、そんな声優業界がプッシュするアイドル声優たちについて、所属する事務所に注目しながら分析してみよう。

 まずは、声優ユニットブームの火付け役とされる、スフィアを擁するソニー・ミュージックエンタテインメント傘下のミュージックレイン。スフィアは09年、同事務所に所属する寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生の4人で結成されたユニットで、「フライデー」(講談社)や「月刊ヤングマガジン」(講談社)などにグラビアが掲載され、11年には、メジャーデビューから1年7カ月という声優アーティスト史上最速で武道館での単独ライブを開催するほどの人気を博した。

「彼女たちを売り出すために、バンダイビジュアル系列のレコードメーカー・ランティス内に、ソニーミュージックとの共同アニメレーべル・GloryHeavenを新設してデビューをさせたりと、億単位の金をかけたらしい。その金を回収できるようになったのは、ここ1~2年だと聞きます。体力のある大手ならではの売り方だと思いますが、人気も下降気味。ミュージックレインも最近は若手の雨宮天のほうをゴリ推ししてますし、このままでは厳しそうですね」(同)

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