サイゾーpremium  > ニュース  > 芸能  > 【アントニオ猪木】に"芸能界のドン"が接近!

「INOKI BOM-BA-YE 2012」の対戦カード。
(IGFの公式HPより)

 昨年おおみそか、プロレス・格闘技ファンの間が注目したイベントが燃える闘魂・アントニオ猪木率いるプロレス団体「イノキ・ゲノム・フェデレーション(IGF)」が大相撲の殿堂・両国国技館で開催した「INOKI BOM-BA-YE 2012」だった。

「パチンコ関連会社のHEIWAとフィールズが2大スポンサーで今最も資金力と勢いがあると言われる同団体だが、今回はフジテレビの系列のBSフジで時間差ながら当日放送。正月には深夜ながらフジの地上派でも放送されるとあって、メインは初対決となる共にPRIDEで活躍した小川直也VS藤田和之、ほかに、北京五輪柔道金メダリストで総合格闘家の石井慧、K-1ファイターとして日本でもおなじみのミルコ・クロコップ、ボブ・サップら人気選手が参戦。1階の枡席は前売りですべて完売したのだが…」(プロレスライター)

 カードは全10試合で通常のプロレスルールのみならず、石井やミルコの試合はMMA(総合格闘技)ルールの試合として組まれ、「表向きには、MMAルールの試合はいわゆる“ガチンコ”という触れ込みだった」(同)というが、かなり不完全燃焼な試合が多く、客入りもそれほどでもなかったというのだ。

「客入りは6割程度で、完売とされていた枡席にも空席が目立った。肝心の試合はメインの小川・藤田戦が不透明な決着で観客から大ブーイング。アメリカの今や世界最高峰の舞台となった金網格闘技団体・UFCの元ヘビー級王者を相手にした石井も精彩を欠き、MMAルールのほかの試合に出場した選手が自身のmixiで『自分がガチで●●【編注:当選手の対戦相手の名前】とやってメダリストはプロレスそれなのにメダリストの方がガチっぽく見られてるのが悲しいっす』と内幕を暴露するお粗末ぶり」(同)

 とはいえ、今回の興行は猪木にとって今後の展開を見据えると大成功だったというのだ。

「猪木といえば、格闘技ブーム全盛期のころから二人三脚で格闘技界を盛り上げてきたのが大手芸能プロ・ケイダッシュの川村龍夫会長だった。川村会長と並び、芸能界の両巨頭と称されるのが、川村会長の高校の同級生で芸能界のドンことバーニングプロの周防郁雄社長。もともと、周防氏は格闘技に興味がなく、藤原紀香の売り出しに協力してくれたK-1には全面協力したが、PRIDEにはまったく食指を動かさず、猪木との接点はなかった。しかし、今回、東京進出にあたって周防氏が“後見人”的な立場となり所属事務所を設立したフリーの宮根誠司アナが中継のMCをつとめ、バーニングの系列事務所に所属するモデルの鈴木ちなみが宮根のアシスタントをつとめた。つまり、周防氏もかなり猪木にすり寄っているようで、猪木は芸能界の両巨頭をバックにつけることになりそう。となれば、今後、バラエティー番組やCMへの出演オファーが激増しそう」(興行関係者)

 年末年始、猪木が出演する大手自動車メーカー・ダイハツの初売りフェアのCMが連日放送されているが、早くも猪木の芸能界における力関係が発揮されたようだ。


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