サイゾーpremium  > 特集  > まだあった草彅事件の余波 芸能記者が語る...
第1特集
「小向ストリップ写真」の流出元、「Perfume連発熱愛」の真相ほか

まだあった草彅事件の余波 芸能記者が語るゴシップの裏【1】

+お気に入りに追加

──飯島愛の突然の訃報により幕を閉じた08年の芸能ニュース。だが09年に入って玉置浩二と石原真理子の電撃結婚や陣内智則と藤原紀香の離婚、さらにはSMAPメンバーの草彅剛による公然わいせつ事件など、多くのスキャンダルが連発された。その裏側を現場記者たちが振り返る!

[座談会出席者]
A......スポーツ紙芸能記者。
B......週刊誌記者。
C......女性週刊誌デスク
D......女性週刊誌記者

A まずは、今年上半期最大のスキャンダル、SMAP・草彅剛の泥酔全裸逮捕事件からいこうか。今や何事もなかったかのように復帰したけど、実は表面化しなかった話がかなりあった。

B そのひとつが事件前に居酒屋にいた同席者。報道では草彅と一緒にいた女性は「一軒目の店の店員」ってことになってたけど、実はワリと有名な声優だった。もちろん芸能マスコミも知っていて、当初は「相手は声優」って書いたスポーツ紙もあったんだけど、その後の報道ではなぜか店員に変更されていたからね。例によって、ジャニーズの広報担当・白波瀬傑さんからの「記事はスモールでお願いね」のお達しも、各スポーツ紙に入っていたよ。

C 当の声優の子は干されてしまったようで、もう業界にはいない。事件での売名を期待したフシはあったけど、小さい事務所だったし、ジャニーズに目をつけられてはひとたまりもなかったようだ。

D 逮捕時の草彅の叫び「シンゴー、シンゴー!」にも、事件直前にこのセリフがあるドラクエのCM撮影があった影響だって記事が出ていたけど、どうも違うらしい。あれは仲のいい香取慎吾が同じミッドタウンに住んでいたためらしいよ。

C ほかにも地デジ推進大使がポシャって、当時の鳩山総務大臣が激怒した件では、鳩山が草彅の後釜に同じジャニーズ所属の嵐・櫻井翔を据えるべく、なんでも総務省官僚の櫻井の父親に直談判して、「櫻井君、君の息子、出せないのか!」と詰め寄ったとか(笑)。

A とはいえ謹慎に入った時点で、復帰のシナリオは完璧にできていたからね。すでに主演連ドラや映画がビッシリ決まっていたし、クランクインなどを逆算した1カ月の謹慎という"既定路線"でアッサリ話がついたそうだ。

B 復帰を仕切ったのはドラマ『任侠ヘルパー』が控えていたフジテレビで、かなり気を遣っていたよ。数誌出た草彅の復帰インタビューはフジが仕切ってたんだけど、某誌の現場にはフジスタッフはもちろん、ジャニーズ幹部やSMAPマネージャーの飯島三智女史が来てたし、雑誌側からも編集長ら幹部連中が勢ぞろいしてピリピリした空気が漂ってた。最初は「なんでも話す」はずだったのに、取材中に「ドラマについて聞け」ってメモが、フジ側から編集幹部に渡されたとか。

C すでにドラマもスタートしたし、地デジ推進大使にも復帰、今や事件の影響はほとんどなかったように見える。ただ、気になるのは、ここにきて始まっているSMAPの大安売り。SMAPはブランド力を保持するために、これまで出演するCMも厳選してきたはずで、特にキムタクのタマホームCMなんて以前なら考えられなかった。なぜかキムタクと沢尻エリカ様主演で実写版『宇宙戦艦ヤマト』を撮るなんて話まで浮上しているし。

ストリップに披露宴...盗撮をめぐる悲喜こもごも

A ほかのジャニーズネタで面白かったのは、一般人OLの存在を告白したした「女性自身」(光文社/3月24日発売号)の国分太一インタビュー。実はこれ、昨年「週刊文春」が写真付きで報じた記事なんだ。で、「女性自身」が文春の後追いで動いたところ、「きっちりインタビューで語らせるから、タレントをつけ回すのはやめてくれ」となったらしい。

D 他の週刊誌も最近じゃあNEWS山下智久やスターダストプロモーション所属の高岡蒼甫といったインタビューを取っている。こちらは、山下や高岡が出演した番組の打ち上げで駐車禁止の切符を切られた現場を撮影していて、その写真を事務所にチラつかせてバーターでインタビューを取ったそうだよ。駐禁なんてネタよりよっぽど売れるわけだし、やり方が本当にうまい。

C いずれにせよ、草彅のスキャンダルに加えて、全体的に主演ドラマの視聴率も振るわなくなっている。ジャニーズとマスコミの関係も、以前ほど盤石ではないってことだろう。

A ほかに大きな話題といえば、4月の「北野誠の舌禍謹慎」と6月の「小向美奈子のストリップ出演」かな。特に小向の件では、舞台の実況リポートやイラストばかりを掲載していた他誌を出し抜いて、"盗撮写真"を掲載した「フライデー」(講談社/6月26日号)が完売。もっとも、あの写真は対外的には持ち込みってことになってるんだけど、そんなワケない(笑)。

D 実はあの舞台は「フライデー」以外の雑誌もなんとか撮ろうとしてたんだけど、シロウトが写メで撮影した下着ショットがネットに流出していたくらいで、そんなに難しくはなかったらしい。まあ、ペンカメラを忍ばせた記者なんかが劇場側のチェックに引っかかってたけど、あれは雑誌側が仕込んだダミーみたいなものだろうしね。

B 当然、ロック座は「フライデー」に抗議したんだけど、一説には1000万円で話をつけたといわれてる。金額としてはデカいだろうけど、編集部は「雑誌が完売したんだから結果オーライ!」だって。

A もうひとつ隠し撮りといえば、6月27日に行われた松本人志・伊原凛の結婚披露宴も厳戒態勢で、週刊誌の隠しカメラは軒並み見つかってしまった。そういえば、もともと2人のツーショット写真をスクープしたのは、昨年の「フラッシュ」(光文社)で、撮影した同誌契約の敏腕カメラマンは今、女性週刊誌を中心に活躍しているんだ。結婚後、「フラッシュ」と同じ写真が「本誌は見ていた」なんて見出しで女性週刊誌に載ってたっけな(笑)。

D ついでに言っておくと、松本の結婚を報じる記事でも、吉本興業の今田耕司がイメージキャラクターを務めているスポニチが、一紙だけ伊原の名前を伏せた1面を書いて失笑を買っていたね(笑)。

C 一方、本人が会見までしたにもかかわらず、結局何が原因なのかはっきりせず、ウヤムヤ感が残ったのが北野誠の謹慎。彼の近況を伝えておくと、現在フードコーディネーターの資格を取って、目黒にあるデカイ家の庭で農作業にいそしんでるとか。

B 復帰に向けた話もいくつか取り沙汰されてるんだけど、面白いことに、まさにそのバーニングプロダクション傘下で復帰するんじゃないかって説も出てるんだ。確かにあそこの許可がなければ復帰は難しいだろうけど、どうなのかな?

A 藤原紀香・陣内智則の離婚騒動もそうだけど、今年は「バーニング」の存在が改めてクローズアップされた年でもあった。桂ざこばが生放送で名前を叫んでたくらいだし。

D その"芸能界のドン"ことバーニングの周防郁雄社長の写真が「フライデー」(7月31日号)に載っていたのには驚いた。不仲が報じられた長嶋茂雄と一茂の骨肉バトルの仲介のため、周防さんと幻冬舎の見城社長が昼食会をセットしたってことなんだけど、周防さん直々のコメントが出るのって週刊誌史上初なんじゃない?

C 抗議が入ったって話も聞かない。やっぱりあれだけの大物にして、長島と親しいということはステータスなんだろうから、「フライデー」に"撮らせた"ってコトなんだろうね。

A その「フライデー」、熱愛記事でも威勢がいい。『Perfume2週連続スクープ』(6月26日、7月3日号)や『美人すぎる八戸市議・藤川ゆりの不倫ホテルお泊まり』(8月14日号)は一部で話題になったし、「広末涼子・永井大」「永瀬正敏・川村亜紀」なんて芸能人だけでなく、オグシオ・潮田に楽天の田中将大、巨人の坂本勇人の初スキャンダルと、話題のアスリート系までスクープを連発している。

仕込みかヤラセか? 「フライデー」のスクープ事情

B Perfumeに関しては、ヤラセや仕込み説も流れていたけど、あれは単純に昔に撮っていた写真で、前編集長のSさんが知名度を考えて、いったんはボツにしていた写真を、現編集長のAさんが出してきただけ(笑)。一発目は小向のストリップと同じ号だったから確かに売れたんだけど、第二弾の数字はそこまで伸びなかった。

A スポーツ紙のスクープだと、日刊スポーツの『玉置浩二・石原真理子復縁』(2月25日付)や、スポニチの『ほしのあき・三浦皇成熱愛』(6月13日付)なんて記事もあった。このほしのに関しては面白い話があって、実は「フライデー」が先に写真を撮っていたんだ。ところが撮った直後になぜかスポニチに記事が出てしまい、仕方なく「フライデー」はほしのが交際を否定する直撃記事にせざるを得なかったらしい。ほしの側にしてみれば上手に切り抜けたともいえるけどね。

D 不思議と盛り上がらなかったのが広末涼子と永井大の熱愛報道。知名度は高い者同士だし、永井が「まだ付き合っていないけど大切な人。男として気持ちを伝えたい」と異例の公開告白までしたわりに、その後はサッパリだ。

A 逆に5月に話題になった木下優樹菜とお笑いコンビFUJIWARAの藤本敏史は会見まで開いたけど、キャラとは違って双方とも妙に歯切れが悪かった。最初に「アサヒ芸能」(徳間書店)や文春の記事を「フライデー」が後追いで写真を撮った形なんだけど、どうも、はっきりさせてマスコミの追及を終わらせるために事務所側が"撮らせた"って話だ。

C フジの『26時間テレビ』で島田紳助が藤本から恋愛相談を受けていたって話を暴露したのも、「大人の事情」なのかもね。

B それより『26時間』のラストで紳助が唐突に発表した「野久保は旅に出ます」発言のほうが驚いたよ。野久保といえば、売れに売れた羞恥心のメンバーなのに、4月に起こした独立騒動の後は仕事が激減。唯一のレギュラーだったヘキサゴンまで降板することが決まってしまったわけで、このまま干されてしまう可能性が大だ。

C タレントの独立は、事務所にとって死活問題だもの。覚せい剤逮捕で解雇扱いの小向ですら、ロック座は前所属事務所の了解なしに勝手なことはできないそうだよ。

A クスリといえば、さらにトンデモない事件が連発した。押尾学が麻薬取締法違反容疑で、酒井法子のダンナ・高相祐一が覚せい剤取締法違反容疑でそれぞれ逮捕されている。

C 押尾の場合は、六本木ヒルズの一室で女性の全裸死体が発見されるという異常な状況が発覚のきっかけだったし、逮捕前にマスコミに情報が流れていたり、所属事務所のエイベックスが解雇を発表したりと、キナ臭い動きも目についた。ノリピーはノリピーで、ダンナの逮捕後、長男を連れたまま"失踪"してしまい、所属事務所社長がテレビを通じて「連絡ください」と呼びかける騒ぎになったからね。

D 事件の真相はもちろん、芸能界ドラッグルートの解明も含めてまだまだ騒がしくなりそうだ。


Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年6月号

令和時代の(新)タブー

令和時代の(新)タブー
    • 新紙幣【渋沢栄一】の功罪
    • 【薬物裁判】の戦い方
    • 駆け込み【薬物解毒病院】の実態
    • 【働き方改革】芸能事務所の本音
    • 【奈月セナ】タブーすぎるGカップ
    • 【名探偵コナン】のタブーとは?
    • 【平成とコナン】日本の写し鏡
    • ディズニーと【ダッフィー】の謎
    • 令和の【日本語ラップ】を考える
    • 【ブートクチュール】の最尖端
    • インスタグラム【パクリ暴露】アカ
    • 【女性皇族】結婚相手に求められる品格
    • 【愛子天皇陛下】実現の可能性は?
    • 格差を生む!?IOT時代の【電力問題】
    • 【エネルギー問題】を解決する施策
    • 【顔認証】で監視国家へ進む日本
    • 【スコアリング社会】のディストピア
    • なぜ【ショタコン女性】が増えているのか
    • 【ショタコンマンガ】傑作3選

「サイゾー」表紙の20年史

「サイゾー」表紙の20年史
    • 【祝20周年】橋本マナミも都丸紗也華も登場!

NEWS SOURCE

    • 【錦戸亮】退所?揺れるジャニーズ
    • 安倍政権の謀略戦で【立憲】窮地に!
    • エイベの恥さらし【AAA】暴行事件の遠因

インタビュー

    • 【山田佳奈実】ダンス極めし女優の野心
    • 【DJ松永】ラジオに救われた人気DJが自虐封印
    • 【ミヤギフトシ】気鋭美術作家の青春小説

連載

    • カバーガール/小倉優香
    • 【大間乃トーコ】Hカップの夢は保健の先生
    • 三代編集長で振り返る【サイゾー】の20年
    • 【ラウンドガール】圧巻の11人グラビア
    • 【珠緒】は冷たい芝生の上に
    • 【次のIT】とどう付き合うのか?
    • 【更科功】化石人類から見える人間の根源(前)
    • 高須基仁/【国への思いに右も左もない!
    • 【生殖器崇拝】と一般認識の深き溝
    • 中国イーコマース企業が作った【完全無人倉庫】
    • 【ニプシー・ハッスル】R&Bは絶滅へ向かう
    • 町山智浩/【アス】特権と罪悪感の恐怖を描くホラー
    • 日本経済【平成の失敗】と令和時代への教訓
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/サイゾーの成人式
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/『82年生まれ、キム・ジヨン』日韓のフェミニズムの今
    • 【全身ラバー】女と出会いたい
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 【大江戸ビール祭りの仕掛人】醸造に乗り出す!
    • 伊藤文學/【薔薇族】の女性読者たち
    • 幽霊、獣に成り果てたフレンズたち。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』