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「人を救いたい」「日本を変えたい」KinKi Kids堂本剛の奈良教トンデモ語録

2014年1月20日 19:00

――サイゾー1月号では「宗教の新論点」と銘打ち、さまざまな角度から宗教を紐解いていきました。今回はサイゾーpremium限定で「宗教meetsアイドル」という新しい切り口をご提案!トンデモ発言が多いアノ人気アイドルにスポットを当てちゃいました!宗教とアイドルの交差点はいかに……。

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(写真/KUROKIYO)

 KinKi Kids堂本剛は「宗教的だ」と言われ、いわゆるアイドル好きの堂本光一ファンからはしばしば「剛のせいでユニットとしてのバランスを崩した」などと叩かれている。確かに、奈良・薬師寺や京都・平安神宮でソロコンサートを開き、グッズとしてお香を販売したり、2011年に開始したプロジェクト名にシャーマンとニッポンを足した造語「shamanippon(シャーマニッポン)」と銘打ったり、他のジャニーズタレントとはひと味違う活動を行っている。ラジオや雑誌のインタビューでの発言も悟りを開いたような印象がある。堂本剛自身は、無宗教であると語っているが、「shamanippon」について次のように説明する。

「音楽の起源を辿っていくと、音を鳴らしたり歌を歌ったり踊ったり、僕はジャニーズにいますけれど、そういうことってもともと人様に向けての話じゃないじゃないですか。人の前は神様ですよね。神様の前は自然に対してですから。そのスタイルが変われど何が通ずるものがあるかというと、感謝するということなんですよね。僕たちもステージに立ってお客さんに感謝して、自分が生きてることに感謝して音を鳴らしていくわけですから、そういう当たり前のことをもう一度何か考え直しながら芸能というものをやりたかったんです」(「堂本剛のラジオ」2012年5月2日)

 難解だがざっくり超訳すると「宗教ではないが宗教的な思想と通じるものはある」と言っているようである。果たして堂本剛は本当に宗教的なのか。現代の宗教家の発言と比較して考えてみようと思う。

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