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河合幹雄 の検索結果

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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【22】

ハードなれども高給取り"警察"という組織のカラクリ

――  全国1173カ所の警察署、25万6924人の警察官を擁する巨大組織、警察。おそらく官公庁の中で、国民にとってこれほど身近な機関はほかにないでしょう。またそれでいて、これほど一般にその内情を知られてい...

ハードなれども高給取り
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【21】

実は東大並みの“狭き門”「受刑者」とはいったい誰なのか?

――  前回、車で人を死傷させても初犯で悪質性が低ければ刑務所に入れられることはまずない、という道路交通法の運用の実態について解説しました。しかし実のところそれは、交通犯罪に限らず、犯罪全般についてもいえる...

実は東大並みの“狭き門”「受刑者」とはいったい誰なのか?
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【20】

実刑にはならないチノパンと 道交法に見る"運転主体"という問題

――  少し前の話ですが、チノパンこと千野志麻・元フジテレビアナウンサーが起こした交通事故のことを憶えておいででしょうか? 2013年1月、静岡県沼津市のホテルの駐車場で彼女は男性を自動車ではね、死亡させて...

実刑にはならないチノパンと 道交法に見る
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【法社会学者・河合幹雄】スペシャルインタビュー

メディアやドラマで描かれる殺人事件に潜む"ウソっぽさ"の理由

――  メディアに登場する派手な殺人事件、そしてそうした事件を題材にテレビドラマなどで安易に描かれる派手な事件には、ある”ウソ”が混じっているという。それは、「時間」だ──。本誌でもおなじみの法社会学者が語...

メディアやドラマで描かれる殺人事件に潜む
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【19】

コスプレ犯農薬混入事件に見る日本社会における「放火」の持つ意味

―― 2013年12月、マルハニチロホールディングス子会社のアクリフーズ群馬工場で製造された冷凍食品に農薬のマラチオンが混入されていたことが判明し、連日トップニュースとして報じられました。そして、事件発覚か...

コスプレ犯農薬混入事件に見る日本社会における「放火」の持つ意味
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【18】

連発する行方不明騒動に見る女児誘拐犯の"ある法則"

――  2014年1月、神奈川県相模原市で、小学5年の女児が犬の散歩中に忽然と姿を消し、犬だけが自宅へ戻るというミステリアスな事件が発生。神奈川県警は、事件や事故に巻き込まれた可能性が高いと見て約250人態...

連発する行方不明騒動に見る女児誘拐犯の
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【17】

取り調べを可視化できない日本だけの"本当の理由"

―― 「取り調べ可視化、骨抜きに」2013年11月上旬、新聞各紙にこのような見出しが躍りました。警察・検察による被疑者への取り調べの様子をビデオカメラなどで録画・録音する「取り調べ可視化」は、法制審議会の刑...

取り調べを可視化できない日本だけの
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【16】

特定秘密保護法の裏にある情報管理の"本当の"ヤバさ

――  2013年秋の臨時国会での成立が確実視される特定秘密保護法。安全保障上、特に秘匿を要する情報(防衛・外交・スパイ活動防止・テロ防止)を、大臣などの行政機関の長が「特定秘密」に指定し、秘密を漏洩した公...

特定秘密保護法の裏にある情報管理の
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【15】

広島LINE殺人事件に見る少年犯罪の"不気味な"少なさ

―― 「少年犯罪は増加凶悪化、特異化している」 日本のマスコミは、少年犯罪を報じる際、とかくこの点を強調したがる傾向があります。2013年6月、広島県呉市で16歳の少女らが元同級生の少女を殺害した事件に関す...

広島LINE殺人事件に見る少年犯罪の
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【14】

統計データに見る「振り込め詐欺急増」の真偽

―― 「振り込め詐欺」というと、読者のみなさんはどのようなものをイメージするでしょうか? ターゲットとなった老人のもとへ、ある日突然電話がかかってくる。相手の男はその老人の子や孫を名乗る。相手は「事故を起こ...

統計データに見る「振り込め詐欺急増」の真偽
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【13】

山口“限界集落殺人”に見る「典型的な日本の殺人」

――  2013年7月、山口県周南市で発生した連続殺人放火事件。住民わずか8世帯14人の”限界集落”において、住民のひとりである63歳の男が、一夜のうちに知り合いの71~80歳の男女5人を殺害して火を放った...

山口“限界集落殺人”に見る「典型的な日本の殺人」
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【12】

ストーカー犯罪の背景に見る安易な警察叩きの誤り

――  2013年6月26日、ストーカー規制法が改正され、規制対象となる「つきまとい行為」に「連続してメールを送信する行為」が追加されるなどしたことが大きく報じられました。この法改正の直接のきっかけになった...

ストーカー犯罪の背景に見る安易な警察叩きの誤り
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【11】

“DJポリス”賛美に見る治安維持の本当の難しさ

――  サッカー日本代表がW杯出場を決めた2013年6月4日夜の渋谷・スクランブル交差点。雑踏警備のために配置された数百人の警察官のうちのひとりが、「日本代表のサポーターにふさわしく、ルールとマナーを守った...

“DJポリス”賛美に見る治安維持の本当の難しさ
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【10】

オウム死刑囚の証人尋問に見る日本的な“司法取引”の成立要件

――  2011年末、16年10カ月にわたり逃亡を続けたオウム真理教の元幹部・平田信が自首しました。13年中には開かれるであろう彼の公判において、同じく元幹部の井上嘉浩ら3名の死刑囚の証人尋問が決定されるな...

オウム死刑囚の証人尋問に見る日本的な“司法取引”の成立要件
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【9】

性犯罪における“変態度”と 実際の罪状との著しい乖離

―― 2004年に世を騒がせた奈良小1女児誘拐殺人事件。13年2月、犯人の小林薫死刑囚の死刑が執行されました。事件当時、メディアはそのむごたらしい犯行の内容(殺害後の被害女児の歯を抜く、遺体の写真を被害者の...

性犯罪における“変態度”と 実際の罪状との著しい乖離
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【8】

弁護士増員計画の頓挫と総会屋排斥との“共通点”

―― 2013年3月、政府の法曹養成制度検討会議が、司法試験合格者数の低迷を受けて、合格者数を年間3000人程度まで増やすという政府計画の撤回を公表した、というニュースを新聞各紙が報じました。99年に始まっ...

弁護士増員計画の頓挫と総会屋排斥との“共通点”
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【7】

遠隔操作ウイルス事件に見る 対サイバー人材の不足と偏重

―― 世間を騒がせた「遠隔操作ウイルス事件」の容疑者が、最初の事件発生から8カ月後の2013年2月に逮捕されました。警察のサイバー犯罪への対応のお粗末さが批判されていますが、私はむしろ、4件の冤罪事件を引き...

遠隔操作ウイルス事件に見る 対サイバー人材の不足と偏重
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【6】

児ポ法の悪法たるゆえんを河西智美「手ブラ騒動」に見る

―― 児童ポルノ法は悪法である。この事実を改めて浮き彫りにしたことが、「手ブラ騒動」の最大にして唯一の意義です。 今回の一件で話題になっている、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関す...

児ポ法の悪法たるゆえんを河西智美「手ブラ騒動」に見る
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【5】

尼崎事件に見る普遍性と現代性

―― 「日本の犯罪史を塗り替えた」などとして世を騒がせている尼崎連続変死事件。主犯と目されていた角田美代子容疑者の自殺で、さらに事件の真相に注目が集まっています。しかし、犯罪学的に見ると実は、ある意味におい...

尼崎事件に見る普遍性と現代性
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【4】

官僚機構にはびこる血縁・姻戚ネットワークの謎

―― 2012年5月、NHK経営委員会委員長(当時)の数土文夫氏が、公共放送の経営に深く関与する立場にありながら、東京電力の社外取締役を兼務しようとして集中砲火を浴びました。これだけでも「原子力ムラ」の非常...

官僚機構にはびこる血縁・姻戚ネットワークの謎
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【3】

警察・検察を押さえてこそ政権は真に奪取される

―― 2009年8月に実施された衆議院総選挙において、戦後初の本格的な”政権交代”を実現させた民主党ですが、基地問題への対応から始まり、閣僚の不祥事、震災対応、そして今般の尖閣・竹島問題と迷走が続き、国民か...

警察・検察を押さえてこそ政権は真に奪取される
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【2】

“役に立たない”監視カメラをそれでも警察が推進したいワケ

―― ビジネスマンに人気のテレビ番組『ガイアの夜明け』(テレビ東京)で去る8月、「真夏の防犯カメラ密着24時~ここまで来ていた ニッポンの技術~」と題し、監視カメラの特集を組んでいました。監視カメラの性能向...

“役に立たない”監視カメラをそれでも警察が推進したいワケ
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法社会学者・河合幹雄の法痴国家ニッポン【1】

反原発デモと、暴力装置を失った警察機構の”悲劇”

―― 私はこれまで、例えば著書『安全神話崩壊のパラドックス』(岩波書店)において、「日本では犯罪が増加し、凶悪化が進んでいる」という国民の共通認識が、実は統計資料に照らせば誤りであることを論じたりしてきまし...

反原発デモと、暴力装置を失った警察機構の”悲劇”
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ここでも揺れた検察の地位──

気鋭の法学者・河合幹雄が語る「東電OL事件 DNA再鑑定 その裏にキケンな思惑」

――  1997年に東京電力の女性社員が殺害された、いわゆる「東電OL殺人事件」。その...

気鋭の法学者・河合幹雄が語る「東電OL事件 DNA再鑑定 その裏にキケンな思惑」
ニュース
東京都のマンガ規制の裏に当局の思惑

警察のネット利権を拡大せよ!? 都条例改正の真の狙いとは

―― 「非実在青少年」問題で話題となり、東京都議会で2010年6月にいったん否決された...

警察のネット利権を拡大せよ!? 都条例改正の真の狙いとは
第1特集
朝青龍事件と社会学の深〜い関係

法社会学者が見た芸能スキャンダルの裏に潜む"学術的"現代ニッポン犯罪事情

―― ――朝青龍問題は、なぜ闇に葬り去られずに事件化したのか? なぜ、最近また日本の犯...

法社会学者が見た芸能スキャンダルの裏に潜む
サイゾープレミアム

2024年5月号

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