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超現代哲学講座 の検索結果

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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第40回

覇権国アメリカの低迷と新秩序誕生

――  アメリカの地位低下がここにきて加速化しているのではないか。そんなことを思わせるできごとが相次いでいます。アメリカは戦後の世界における覇権国です。強大な軍事力と経済力によって世界経済の「総元締め」とな...

覇権国アメリカの低迷と新秩序誕生
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第39回

竹島が持つ領土問題以上の意味

――  日本は島国だといわれますが、それでも周辺諸国との国境はいまだに画定されていません。領土問題は日本にとって古くて新しい問題です。「古い」というのは、北方領土や竹島の領有権をめぐる問題は戦後ずっと続いて...

竹島が持つ領土問題以上の意味
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第38回

連鎖する食糧危機への展望と盲信

――  虫を食べる、というと、多くの日本人は気持ち悪がるかもしれません。ところがいま世界では「昆虫食」がきわめて将来性のあるものとして注目されています。 今年5月、国連の食糧農業機関(FAO)は「食べられる...

連鎖する食糧危機への展望と盲信
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第37回

監視社会とプライバシーの再定義

――  人から監視されるというのは誰だっていやなものですね。私的な生活や通信まで覗きみられればプライバシーの問題にもかかわります。そのプライバシーの問題を深く考えさせる出来事が少しまえにありました。アメリカ...

監視社会とプライバシーの再定義
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第36回

橋下市長慰安婦発言の普遍的正義

――  旧日本軍の従軍「慰安婦」制度をめぐる橋下徹大阪市長の発言は国内外で大きな波紋を呼びました。じつはその橋下市長の一連の発言は、正義というものを考えるうえで大きな示唆をあたえてくれています。日本外交の今...

橋下市長慰安婦発言の普遍的正義
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第35回

国民投票は国民の総意を反映できていない!? 憲法改正でゆらぐ憲法の価値

――  憲法改正をめぐる論議がふたたび活発化しています。安倍晋三首相が、憲法96条の改正を7月の参院選の争点にしたいと表明したからです。この96条改正については自民党だけでなく、みんなの党や日本維新の会も賛...

国民投票は国民の総意を反映できていない!? 憲法改正でゆらぐ憲法の価値
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第34回

注目を集めるビッグデータ 喧伝される「統計学の勝利」の原点たるフーコー

―― ここのところビッグデータという言葉をよく聞くようになりました。ビッグデータとは文字通り「巨大なデータ」のことで、これまでのデータベース管理システムでは記録や解析が難しかったため見過ごされてきた巨大なデ...

注目を集めるビッグデータ 喧伝される「統計学の勝利」の原点たるフーコー
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第33回

TPPの是非は経済効果だけでは決められない 国家に対して農業が果たす役割

―― TPPをめぐる議論が激しくなってきました。3月15日に安倍首相がTPPの交渉に参加することを正式に表明したからです。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とは、太平洋をかこむ国々が輸入品にかかる関税など...

TPPの是非は経済効果だけでは決められない 国家に対して農業が果たす役割
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第32回

サイバー犯罪対策の遅れは日本の危機? 拡大する政治的空間の変遷と今後

―― 4人が誤認逮捕されたパソコン遠隔操作事件では、今年2月になってようやく「真犯人」が逮捕されました。2012年6月にはじめて横浜市のサイトに小学校襲撃予告が書き込まれてから、約半年後です。

サイバー犯罪対策の遅れは日本の危機? 拡大する政治的空間の変遷と今後
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第31回

若者と老人の命の価値は同じか? 超高齢化社会で揺るがされる伝統的倫理

―― 日本人の平均寿命は世界最長だということはよく知られています。WHO(世界保健機関)がだした"World Health Statistics 2011"によると、日本人の平均寿命は男性が80歳、女性が8...

若者と老人の命の価値は同じか? 超高齢化社会で揺るがされる伝統的倫理
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第30回

自民党の"金融緩和による公共事業の促進"で将来世代が負担を押し付けられる!!民主主義の原理的限界

―― 2012年は総選挙によって幕を閉じました。投票の結果、自民党が大勝し、3年3カ月続いた民主党政権に代わって再び政権を担うことになりました。今回考えたいのは、その昨年末の総選挙をつうじてあらわになった民...

自民党の
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第29回

イノベーションによる消費喚起は困難……成熟社会においては公共事業によって消費は拡大できる!?

―― 先日、仕事のためフィリピンにいってきました。初めてのフィリピンで、私はとても驚きました。想像以上に経済が成長していたからです。マニラには巨大な高層ビル群があり、あちこちに建設中のビルがありました。

イノベーションによる消費喚起は困難……成熟社会においては公共事業によって消費は拡大できる!?
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第28回

中国のバブル崩壊が金融危機を引き起こす!? アメリカに代わり中国が覇権国になれない理由

―― 中国で9月に起こった反日デモは、対中投資のリスクがいかに高いものであるかを私たちに痛感させました。せっかく日本企業が中国に投資をしても、反日デモで工場や店舗が破壊されてしまったり、日本製品の不買運動が...

中国のバブル崩壊が金融危機を引き起こす!? アメリカに代わり中国が覇権国になれない理由
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第27回

中国反日デモは中国政府に対する反体制運動となりうる 反日デモが示す中国社会の危うさ

―― 先月、日本政府が尖閣諸島を国有化したことに反発して、中国各地で激しい反日デモが起こりました。それをみて「ふざけるな」と熱くなった人も多いのではないでしょうか。私のまわりにも、日本企業の店舗や工場が壊さ...

中国反日デモは中国政府に対する反体制運動となりうる 反日デモが示す中国社会の危うさ
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第26回

慰安婦問題でも大統領の保身のためでもない! 竹島問題が加熱した本当の理由

―― 日韓関係が緊張の度合いを高めています。発端は8月10日に韓国の李明博大統領が現職大統領としてはじめて竹島に上陸したことでした。竹島は日本と韓国がともに領有権を主張している日本海の島で、1952年以降、...

慰安婦問題でも大統領の保身のためでもない! 竹島問題が加熱した本当の理由
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第25回

活字の過剰供給と電子書籍化によってついに書物から”アウラ”が消滅!? 書籍の価値が減りゆく理由

―― 近年いろいろなところで「本が売れなくなった」という声を聞くようになりました。少し前には新書ブームがあり、一時的に出版市場が盛り上がったようにも見えましたが、それもいまや沈静化しています。

活字の過剰供給と電子書籍化によってついに書物から”アウラ”が消滅!? 書籍の価値が減りゆく理由
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第24回

同語反復に過ぎないポストモダン議論などしょうもない! 国家に基づいたお金が流通する本当の理由

―― 個人的な話からで恐縮ですが、私が大学に進学したのは1989年のことです。そのころの人文思想界ではポストモダンが全盛期で、少しでも哲学や思想に興味がある学生はほとんどと言っていいほどポストモダン思想(と...

同語反復に過ぎないポストモダン議論などしょうもない! 国家に基づいたお金が流通する本当の理由
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第23回

"国力"がお金の価値を支える 中央銀行の歴史的経緯と存在論から考える金融緩和策の是非

―― 前回は金融緩和について考えました。ここのところ景気対策やデフレ対策のために、消費増税賛成派からも反対派からもさかんに要求されている金融緩和ですが、実際には日本銀行が金融緩和をおこなってもなかなか望んだ...

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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第22回

デフレ対策の金融緩和がデフレを深刻化させた!? 金融緩和にまつわる日本市場の逆説

―― さる4月27日、日本銀行は追加の金融緩和をおこなうことを決定しました。2月に10兆円規模の金融緩和をしたのに続いて、今回は5兆円規模の追加緩和です。金融緩和というのは、金融機関がもっている国債などを日...

デフレ対策の金融緩和がデフレを深刻化させた!? 金融緩和にまつわる日本市場の逆説
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第21回

財政、行政、経済の仕組み……民主主義が実現すると、諸制度が破綻する!?

―― 東日本大震災から一年が経ちました。大震災とそれにつづく福島第一原子力発電所の事故は、日本社会にいくつもの大きな問題を突きつけましたが、そのなかの一つに「専門家はどこまで信頼できるのか」という問題があり...

財政、行政、経済の仕組み……民主主義が実現すると、諸制度が破綻する!?
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第20回

戦争したって儲からない!? 恒常的軍備が無化した戦争の経済効果と新しい平和の形

―― ──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知...

戦争したって儲からない!? 恒常的軍備が無化した戦争の経済効果と新しい平和の形
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第19回

「シルバー・デモクラシー」の弊害が顕著な日本で、所得の再分配に苦しめられる若者 原因は社会制度にあり!

―― ──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知...

「シルバー・デモクラシー」の弊害が顕著な日本で、所得の再分配に苦しめられる若者 原因は社会制度にあり!
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第18回

高度経済成長はもう二度と起こらない! 財政破綻の危機に直面する先進国共通の構造

―― ──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知...

高度経済成長はもう二度と起こらない! 財政破綻の危機に直面する先進国共通の構造
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第17回

麻薬密輸は死刑に相当する重罪か!? 人権を掲げる普遍的主義と文化相対主義との対立

―― ──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知...

麻薬密輸は死刑に相当する重罪か!? 人権を掲げる普遍的主義と文化相対主義との対立
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第16回

「国家とは、民衆から支持されたヤクザ組織である」 暴力がお金を生み出す構造と国家論

―― ──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知...

「国家とは、民衆から支持されたヤクザ組織である」 暴力がお金を生み出す構造と国家論
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第15回

女性を交換するために作られた近親相姦というタブー

―― ──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知...

女性を交換するために作られた近親相姦というタブー
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第14回

死刑肯定論や犯罪の正当化も根は同じ!? 道徳的判断を貫く「ふさわしさ」

―― ──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知...

死刑肯定論や犯罪の正当化も根は同じ!? 道徳的判断を貫く「ふさわしさ」
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第13回

本当に、人を殺してはいけないのか? 死刑が揺るがす道徳の普遍性

―― ──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知...

本当に、人を殺してはいけないのか? 死刑が揺るがす道徳の普遍性
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第12回

石油エネルギー依存からの脱却で、アメリカの世界覇権も終焉へ!? 資本主義の歴史が証明する未来とは?

―― ──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知...

石油エネルギー依存からの脱却で、アメリカの世界覇権も終焉へ!? 資本主義の歴史が証明する未来とは?
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第11回

東日本大震災が顕わにした日本にはびこる構造的問題

―― ──国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知...

東日本大震災が顕わにした日本にはびこる構造的問題
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第10回

東電の情報公開はネットの勝利なのか? 政治の本質を無視した集合知の幻想を暴く!!

―― 国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか......気鋭の哲学者・萱野稔人が...

東電の情報公開はネットの勝利なのか? 政治の本質を無視した集合知の幻想を暴く!!
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第9回

政府の説明責任が問われる時代! ウィキリークスは国家主権を揺るがすのか!?

―― 国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知的実...

政府の説明責任が問われる時代! ウィキリークスは国家主権を揺るがすのか!?
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第8回

エジプト反政府デモが世界の経済システムを揺るがす!? 民主化をめぐるアメリカの誤算とは

―― 国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知的実...

エジプト反政府デモが世界の経済システムを揺るがす!? 民主化をめぐるアメリカの誤算とは
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第7回

どうしてサンデルはヒットした!? 萱野稔人が読み解く『これからの「正義」の話をしよう』

―― 国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか……気鋭の哲学者・萱野稔人が、知的実...

どうしてサンデルはヒットした!? 萱野稔人が読み解く『これからの「正義」の話をしよう』
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第6回

反日デモは中国崩壊の前兆? 中国における反日ナショナリズム高揚の真意

―― 国家とは、権力とは、そして暴力とはなんなのか......気鋭の哲学者・萱野稔人が...

反日デモは中国崩壊の前兆? 中国における反日ナショナリズム高揚の真意
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第5回

レアアース輸出規制は中国外交の失敗! 資源を政治的武器にすることの是非

―― 第5回テーマ 「レアアース禁輸措置の逆説」 [今月の副読本] 『超マクロ展望 ...

レアアース輸出規制は中国外交の失敗! 資源を政治的武器にすることの是非
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第4回

政権交代は経済成長の行き止まりが原因!? 成熟社会で存在感を増すルール

―― 第4回テーマ 「国家と市場の関係の転換」 [今月の副読本] 『定常型社会 新し...

政権交代は経済成長の行き止まりが原因!? 成熟社会で存在感を増すルール
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第3回

国家は絶対になくならない!? グローバル化する世界でも国家が存続する理由

―― 第3回テーマ 「グローバリゼーションの中の国家」 [今月の副読本] 『社会学の根...

国家は絶対になくならない!? グローバル化する世界でも国家が存続する理由
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第2回

なぜルールに従わないといけないのか? 根拠付けに必要な哲学

―― 第2回テーマ 「ルール制定者が世界を制す」 [今月の副読本] 『政治神学』 カー...

なぜルールに従わないといけないのか? 根拠付けに必要な哲学
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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第1回

学べば頭がよくなる!? 知的実践としての哲学

―― 第1回テーマ 「哲学とは何か?」 [今月の副読本] 『権力の読みかた』 萱野稔人...

学べば頭がよくなる!? 知的実践としての哲学
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2024年5月号

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