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[連載]カナ夫&カナ子の「LA大麻栽培記」【1】

健康のためにCBDを摂取! 40代から始めたマリファナ生活

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 いきなりですが、アメリカのロサンジェルスに移住して10年が経過し、40代からカナビス(マリファナ)を吸い始めました。「40代からマリファナって、ちょっと遅くない?」とこちらでは当然言われます。普通は10代や20代にマリファナを吸って、大人になって落ち着いたら、やめるか、たまにパーティーで吸うのが常識のようですが、私たち夫婦は健康のことを考えて、カナビスを生活に取り入れるようになりました。

「健康のためにマリファナ?」と思う人もいるかもしれませんが、今アメリカでは、カナビスに含まれるCBDという成分が健康に良く、様々な病気を治す効果があるとして注目されています。私たちはこのCBDを求めて、カナビスを吸ったり、CBDのオイルなどを摂取しています。マリファナを吸うというのは、ラリって「ウェーイ!」とバカ騒ぎをするイメージが強いかと思いますが、CBDはハイにならない成分なのです。

 さて、CBDとはなんなのか? カナビスに含まれている化学成分はカンナビノイドと呼ばれますが、CBGA、THCA、CBDA、CBCA、CBGVA、THCVA、CBDVA、CBCVAという主に8つのカンナビノイドが存在します。マリファナに熱を加えることで、それがTHC(テトラヒドロカンアビノール)とCBD(カンナビジオール)という成分に変換されるのです。THCがまさにハイになったり、高揚感をもたらす成分であり、視覚や聴覚を敏感にさせ、クリエイティブな気持ちを活性化させるといわれています。一方のCBDは、THCと違ってハイにならず、てんかん症、ガン、不安症、発作、糖尿病、不眠症、痛み全般、うつ病、炎症などに極めて効果的という研究結果が発表されています。むしろ、THCのハイになる効果を逆に抑える作用があるのです。また、アメリカではオピオイド(ケシから抽出した成分や化合物による鎮痛剤)の中毒者やオーバードースによる死亡率が急増し、社会問題になっていますが、CBDはオピオイド中毒の離脱症状や依存性を抑制することで医療業界からも注目されています。さらに、カナビノイド以外にカナビスに含まれるテルペンという成分は、簡単に言うとマリファナに含まれるエッセンシャル・オイルなのですが、カナビスの品種の特徴となる味や香りの素となります。マリファナは、種類によってシトラス、ベリー、ミント、松の木のような香りや味がするものがありますが、これはテルペンから発生しているわけです。そして、テルペンは香りやフレーバーを提供するだけではなく、カナビノイドと共に体内でアントラージュ効果(相乗効果)を生み出すことで注目されていますね。

 そのような背景があり、健康オタクの僕らは、遅ればせながら40代に入ってマリファナの使用を始めました。しかも、このタイミングと重なり、知人がマリファナの植物の苗をプレゼントしてくれるというラッキーなハプニング。"ChocoLoco"という品種のマリファナをいただいたのですが、この品種は不安症、偏頭痛、注意力欠如障害、月経前症候群に効果的らしい。マリファナには、大きく分けてサティヴァ、インディカ、ハイブリッドという3つの品種がありますが、知人からいただいたものはサティヴァに分類される品種。それは日中に使用する人が多く、高揚感を与え、脳をハイにさせる効果があり、肉体を活性化させたり、社交性をもたらしたりするため、クリエイティブな活動に適していると言われています。要するに、"アッパー"なハイですね。ちなみに、インディカは夜の使用に向いており、鎮静効果、リラックス効果、睡眠効果があるので、"ダウナー"系のハイ。ハイブリッドはその名の通り、サティヴァとインディカを交配させて作られた品種のことで、両方の品種をミックスした効果があり、前者の効果が強いものもあれば、後者の作用が強いものもあります。

アメリカでマリファナが社会悪になった時代


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