>   >   > よしもと興業がeスポーツを手がける理由【1】/大手企業が群がる【eスポーツ】
第1特集
よしもと興業がeスポーツを手がける理由【1】

国内の遅れが指摘されながらも、なぜ?――トヨタに吉本興業も電撃参入! eスポーツ産業の旨みとは!?

+お気に入りに追加

――オリンピック正式競技への採用も検討されている“eスポーツ”。海外では大金が飛び交うなど、一大産業となっているが、かつてゲーム先進国と呼ばれた日本ではどうもパッとしない。だが、今、多くの芸能事務所が日本のeスポーツ界に熱視線を送っている。なかでも、本格参入を果たした吉本興業が感じる“eスポーツの旨み”を探る。

1805_esports_3p_300.jpg
「OVERWATCH league」では、プロ野球のように世界に拠点を持つ各チーム対抗の試合を定期に楽しむことができる。スポンサーもインテルやトヨタといった有名どころが並ぶ。「OVERWATCH league」の公式ホームページより。

 近年、コンピューターゲームを介したスポーツ競技文化である“eスポーツ”が盛り上がりを見せている。ここでいうeスポーツとは、格闘ゲームやFPSといったシューティングゲーム、デジタルカードゲームなどの対戦要素の強いゲーム競技を指す。特に北米や中韓といったアジア圏での隆盛はすさまじく、こうした流れを受けて、正式なスポーツ競技としてオリンピックでの採用も検討されているほど。この記事では、まずeスポーツになじみのない読者のために、海外を中心としたeスポーツのバブリーな現状や日本国内のeスポーツをめぐる大きな動きを概観していく。その後は、今年3月にeスポーツ事業への本格参入を発表した吉本興業に話を聞き、その狙いに加え、日本のeスポーツが抱える課題について探っていこう。

「eスポーツがオリンピックの競技になるかもしれない」と聞くと驚く読者もいるかもしれないが、今年2月には、平昌五輪公認のeスポーツ大会として「2018 Intel Extreme Masters Pyeong Chang」が開催され、リアルタイム・ストラテジー・ゲーム『Star Craft II』が競技タイトルとして採用されていた。この流れは今後も続いていくと見られ、2022年には“アジア版オリンピック”とも呼ばれるアジア競技大会において、eスポーツが正式なメダル競技となることも決定済みだ。さらに、2024年に開催される「パリ五輪」招致委員会のトニー・エスタンゲ共同代表は、eスポーツの五輪競技採用を視野に入れていると、メディア上で語っている。

 オリンピックに限らず、海外でのeスポーツ市場の成長は著しい。デジタルゲーム産業の調査会社「Newzoo」のレポートによれば、2018年のeスポーツの市場規模は9億500万ドル(約969億円)に上り、2021年には16・5億ドル(約1766億円)にまで成長するとされている。海外で開催されているeスポーツ大会の賞金額を見ても、その勢いを感じることができる。17年に行われたマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(以下、MOBA)と呼ばれるジャンルの人気ゲーム『Dota 2』の公式世界大会「The International 2017」の賞金総額は約2466万ドル(約27億円)、同じくMOBAの人気ゲーム『League of Legends』(以下、『LoL』)の世界大会は約494万ドル(約5億円)と、人気ゲームの大会ひとつ取っても桁違いの金が動くビッグビジネスとなっているのだ。

元NBAのスター選手がオーナーになるケースも

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミア

2018年10月号

最強のグラビア

最強のグラビア
    特別グラビア(1)
    • 【TikTok】で話題の美人姉妹が水着に!
    ピタピタのヨガウェアがエロい!?
    • ヌケる【筋トレ】グラビア雑誌
    • 【Tarzan】はエロい? 厳選グラビア
    特別グラビア(2)
    • 【山地まり】女性も悶えるセクシーショット
    グラビアを支える縁の下の力持ち
    • 表舞台に立てない!【レタッチャー】のトホホ話
    特別グラビア(3)
    • イメージビデオ界の新星【安位薫】18歳の肉体
    グラドルの登竜門!秋葉原イベントの裏側 声優のグラビア的価値とは?
    • グラビア業界を席巻する【声優】ブームの危険性
    • この【声優】の写真集がすごい!
    特別グラビア(4)
    • 【青山ひかる】がヒップホップなセクシーコス
    女性も楽しめるエンターテイメント空間
    • グラビアで見る【バーレスク】文化概論
    • 【バーレスク東京】オーナーが語る歴史
    奥深い遺影の世界
    • 人生最期のグラビア【遺影】研究
    極楽とんぼ・加藤浩次も大炎上
    • 過激すぎる【AbemaTV】のお色気番組

EXILE・関口メンディーの肉体美

EXILE・関口メンディーの肉体美
    • 【関口メンディー】特別グラビア

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 【小瀬田麻由】大失恋したんです。
    • 【本郷杏】美しすぎるポンコツ
    • 【吉岡里帆】を脱がさないで
    • 【ニッポンのサラリーマン】のポテンシャル
    • 特別対談【横浜銀蝿・翔×高須基仁】
    • 【ボン・ジョヴィ】とボンダンス
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【オークワフィナ】女優?芸人?なフィメールラッパー
    • 町山智浩/『クレイジー・リッチ』ハリウッドで起きたアジア人革命
    • 【移民】を認めない世界第4位の移民大国日本
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/平成さくらももこ絵巻
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【オーシャンズ8】肩肘張ったフェミからの脱出
    • 陰毛に執着するオーストラリア人アーティスト
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • クラフトビールを仕込む異色の【ラーメン屋】
    • マスターベーションの悩みから生まれた【薔薇の種】
    • 幽霊、グラビアの美少女よもやま話。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』