>   > アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録【14】/YONEが提案する新しいフォトグラフィーの形

――カメラマン・デザイナー、そして親日家としても知られるアッシュ・ハドソン。そんな彼が自らが体験した日本の“アングラ文化”を詳細にレポート。

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YONE  インスタグラム〈@yone69harajuku〉ツイッター〈@yone69harajuku

 今月は数年来の友人で、俺もいちファンとして尊敬するフォトグラファー、YONE(米原康正)を紹介する。彼は「チェキ」(90年代後期に発売された富士フイルムのインスタントカメラ)を使って、エロティックな女の子の写真を撮影するフォトグラファーとして知られ、日本はもちろん、世界のストリートシーンからも注目されている。本誌の読者も、彼の写真を目にしたことがあるだろう。チェキの撮影は、多い日では1日に100人以上の女の子を撮ることもあるらしく、まったく羨ましい限りだ。

 最近のYONEは、自分が撮影した写真にペイントを施し、新しいスタイルの〈I'm growing out my bangs〉というタイトルで作品を発表していて、村上隆の「左 甚蛾狼」ギャラリーなどで個展も開いている。タイトルは〈私は前髪を伸ばす〉って意味なんだが、前髪は“嫌なものを見ないための、そして嫌なものから隠れるための装置”で、「反抗の証」をこの作品のシリーズのテーマにしている。90年代前半から女の子たちを撮り続け、彼女たちのトレンドや心の闇までも知るYONEらしいテーマだと思う。

「58歳になって、写真にペイントすることを始めました。カメラマンで影響を受けた人はいないんですけど、僕の活動に大きなインスピレーションを与えてくれた人物でいえば、アンディ・ウォーホル。最近はiPhoneで撮影するのが好きですね」

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