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第1特集
ライフスタイル雑誌のしゃらくささ【2】

合計総額○○万円! ようこそ、“ていねい”地獄へ……「丁寧な暮らし」女子、その生態に迫る!

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「『暮しの手帖』や『&Premium』みたいな生活をしている女子は確実に存在する。」そんな仮定を立て、雑誌から浮かび上がる「丁寧」系女子を妄想! あなたの周りにもきっといる!

(※当コラムは、架空のペルソナを作り、ライフスタイル誌を参考にその1週間をシミュレーションする企画です。)

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(絵/なかおみちお)

[主人公]
佐藤幸子(サトウ・サチコ)
Instagram:@teinei_sachico

岐阜県出身のグラフィックデザイナー。31歳。夫と猫1匹と江東区の集合住宅に住んでいる。賃貸だがリノベーションOKなところに魅力を感じ、物件を決めた。ただし思ったよりDIYが進まず、あまり代わり映えがしないまま数年がたっている。10代の頃から東京に憧れ、T美大かM美大に入りたかったが受験に失敗。神奈川県郊外にあるT工芸大に4年間通う。夫は大学時代からの友人で、25歳で一度別れたが28歳でヨリを戻してそのまま結婚した。別れている間に不倫をしていたが、夫には内緒にしている。将来は軽井沢あたりに移住して、フリーのデザイナーをしながら「うつわと生活道具の店」を経営したい。憧れの人は松浦弥太郎と沢村貞子。なお、特にモデルはいないので、「これ私のこと?」と思っても訴えないでほしい(サイゾー読者にはいないと思うが……)。


【月曜日】
週の初めから「てまひま」フルマックス!
ていねいな食卓

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(絵/なかおみちお)

「丁寧な暮らし」には欠かせない、土鍋炊きのごはん。米の浸水に30分、火加減もマメに見なければふっくらごはんは炊きあがらない。米を炊くだけで1時間近くかかる。でもその一手間こそが「丁寧」の証し。共働きの平日月曜でも、惣菜は使わないのが彼女たちのこだわりだ。メニューは「暮しの手帖」を参考に、料理研究家の土井善晴やウー・ウェンのレシピをなぞる。この日は「暮しの手帖」(17年12-1月号)に掲載されていた「蒸し鶏の豆板醤ごまだれ」がメイン。とにかく食には「てまひま」をかけるのが美徳のようだ。夫は果たしてこのあっさりメニューで足りるのだろうか。

[丁寧なアイテムチェック!]
総額45万3140円

土鍋:土楽窯/¥24,840
茶碗:長野在住の陶芸家・柏木千繪作/¥2,700×2
お箸:赤木明登うるし工房/¥7,560×2
テーブル:ウッドユウライクカンパニー/¥130,680
(以上「天然生活」2017年12月号)
白磁皿:呉市で活動する作家・水野克作/¥6,800 
:大分・日田の小鹿田焼/¥2,700 
グラス:VISIONGLASS/¥700×2
(以上「クウネル」2017年3月号)
椅子:アクタス×フレデリシア/¥52,000×2
(「&Premium」2017年10月号)
部屋着:マーガレット・ハウエル ハウスホールドグッズ/シャツ/¥24,000×2、パンツ/¥26,000×2 
靴下:(女)パンセレラ/¥7,200(男)コーギー/¥12,000
ルームシューズ:マジックフェルト/¥14,000×2
エプロン:ソサエティ BON エプロン/¥15,000
(以上「&Premium」2017年11月号)

(幸子のインスタ)
@teinei_sachiko このお焦げがおいしい~!
炊飯器じゃやっぱりこの味は出せない。
土鍋釜なんて邪道邪道~!!
#土鍋ご飯 #ふたりご飯 #月曜からしっかり

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