>   >   > 岡田准一の結婚の背景
ニュース
【premium限定連載】芸能ジャーナリスト・二田一比古の「週刊誌の世界」

岡田准一はなぜ12月24日に結婚の知らせをファンに送ったのか? ジャニーズの年末ニュース掌握術

+お気に入りに追加
岡田准一の結婚の背景の画像1

 一時はジャニーズを辞めた元SMAPの3人のネット活動には沈黙するだけだったジャニーズ事務所だったが、3人のネタが尽きると同時に本格的に勢いを増してきたのは12月に入ってからだった。

「やはりそこはアイドル王国。タレントの量が違うし、メディア操縦にも長けている。連日のようにネタを提供してくるから、スポーツ紙を中心としたメディアもそれらを報道しなければ、後々、ジャニーズとの付き合いに支障を来す可能性もある。大きく扱えば扱うほど事務所に対しての貢献度が高く評価されることから、芸能一面でデカデカと扱うスポーツ紙が目立った」(スポーツ紙デスク)

 事務所もご褒美とばかりにV6の岡田准一(37)と女優・宮崎あおい(32)の結婚を発表。暮れのジャニーズネタは最高潮に達した。

 2000年の木村拓哉の結婚を機に、暗黙のうちに結婚を解禁したジャニーズ事務所。それでも年に「1人まで」と言われ、結婚は厳しい門だった。一方で、嵐のメンバーのように熱愛発覚と同時に「別れさせられた」と言われるケースも珍しくない。ジャニーズ担当記者が話す。

「アイドル人気のピークも過ぎて、結婚してもさほど人気を左右することのないメンバーが最優先。それに加えて単発の仕事でアイドルファンから別の層にシフトしているメンバー。例えば、“V6”の長野博(45)。一昨年、女優の白石美帆(38)と結婚しましたが、グループ内ではそれほど人気もなく、仕事も料理番組など主婦を対象にした番組が多くなっていたことから、アイドル卒業にシフトしていた。今後の仕事にも結婚はそれほど影響がないとの判断です。今のジャニーズの屋台骨を支える嵐は、熱愛は人気に影響する。結婚は当分、先の話になりそうです」

 人気の高い岡田。結婚までには様々な障害があったという。岡田と宮崎の熱愛が発覚したのは2015年のこと。当時、宮崎には元夫で俳優の高岡奏輔と「別居中」でったが、正式に離婚が成立していなかったことから、「不倫」と喧伝されていた。ワイドショースタッフが話す。

「2人は宮崎が岡田に高岡のことを相談するうちに仲良くなったと言われています。もともとは役者としても評価されている岡田に宮崎がぞっこんだった。そのうち尽くすタイプの宮崎に岡田も夢中になったという話です」

 やがて宮崎と高岡の離婚が成立。相思相愛の2人をもう誰も止められない。それでも事務所は岡田の結婚に反対だったという。

「不倫の疑惑は解けたが、高岡と離婚したことで宮崎はバツイチとなった。これまでバツイチと結婚したジャニーズタレントはいない。宮崎は業界でも評価の高い本格派の女優。当時は宮崎のほうが格上とされていたのも反対した一因ですし、結婚で宮崎が家庭に入る予定もなかったことも、ひっかかった理由と聞きます」(前出)

 黙して語らずの岡田と宮崎だったが、交際は実に堂々としていた。愛車での買い物は日常。人の多い伊勢神宮への旅行などなかば公然とデートし、その度に週刊誌が報道した。すでに同棲に近い生活をしていたが、昨年夏には都内の5億円と言われる豪邸を建築。結婚に向けて準備を整えていた。これは昔、雛形あきこが最初に結婚したときにとった方法と似ている。当時は巨乳ブーム真っ只中。その中心で活躍していたのが雛形だった。事務所社長は巨乳軍団を率いるイエローキャブの野田義治社長。「結婚するといえば社長は絶対反対する。それを日頃の言動から察知していた雛形は、反対できないように外堀から固めていったのです」(某カメラマン)

 雛形は仕事関係者で社長と交流のある人物に「結婚」を匂わす発言をすることで、結婚に向けて周囲を固めていた。狙いは「周囲が認めている」という話を広めることで社長に反対する余地を与えない作戦である。岡田も宮崎との交際の現場を報道されることで、世間に二人の仲を認知させたという見方がされている。しかも、「役者同士の似合いのカップル」というニュアンスの報道が多く、「いい夫婦になりそう」という世論も味方につけた。芸能関係者が話す。

「これで事務所が反対すれば、可哀想という同情が集まるだけでなく、事務所に『タレントを結婚させない』というブラック企業のイメージが付く。それでなくともジャニーズ事務所はSMAPの一連の解散騒動でブラック企業だと喧伝されたばかり。認めるしかなくなった」

 交際から3年。ようやく年末に正式結婚が発表されたのだか、時期に関しては事務所の意向が働くのが芸能界の常。発表には事務所なりの策があったという。

「年末年始はジャニーズのタレントが各局に出まくる。スキャンダルよりも結婚報道という明るい話で盛り上げる効果がある。さらに、ファンクラブ会員へのメッセージ配達のミスがあり、正式発表よりも早く公になってしまいましたが、本来の発表日である12月24日の翌25日にはLINEのCMに起用された木村拓哉がCM発表会に登壇。ここで木村に岡田の結婚の祝福コメントを出させることで、木村と後輩の絆を見せつける作戦だったのではと言われています。木村も新年のドラマ主演に向けて本格的に動き出す時期だっただけに、木村のイメージアップにもつながる。そこには事務所を去った元SMAP3人に対しての当てつけとの見方もされています」(テレビ関係者)

 岡田の結婚でめでたく締めたジャニーズ事務所の2017年。今年もジャニーズで誰が結婚の許諾を得るのか、事務所とタレントの駆け引きが早くも始まっている。

(敬称略)

二田一比古
1949年生まれ。女性誌・写真誌・男性誌など専属記者を歴任。芸能を中心に40年に渡る記者生活。現在もフリーの芸能ジャーナリストとしてテレビ、週刊誌、新聞で「現場主義」を貫き日々のニュースを追う。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミア

2018年5月号

ウェブ(禁)新論

ウェブ(禁)新論

マンガで学ぶ「(裏)社会学」

マンガで学ぶ「(裏)社会学」
    • 【実際のヤクザ】に聞いた下半身事情
    • 【ヲタめし】ハロプロヲタのライブ後

華村あすか、19歳のプライベートセクシー

華村あすか、19歳のプライベートセクシー
    • 【華村あすか】クダモノとカラミます。

インタビュー

連載

    • 【アンジェラ芽衣】けっこう根暗なんです。
    • 【宮下かな子】森田童子にゾクゾク
    • 【冨手麻妙】映画界に愛された女優の身体
    • 密かに好成績を残した剣の貴公子
    • 【由美子】の夢は夜ひらく
    • 行政法研究者が語る日本の行方
    • 高須基仁の「全摘」
    • 【品川ヒロシ】が夜通し語る映画愛
    • 継続危機と対峙する【秋田の伝統祭】
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【XXX Tentacion】SNS厄介者たちの続く伝説
    • 【元スパイ襲撃被害】スパイによる本当の諜報活動
    • ナチスの【優生学】が投げかけるもの
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」/『サバービコン』
    • 実話を元に描かれた【映画でわかる】社会の病巣
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/森友ふたたび
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 女はなぜ皆【星野源】を欲するのか?
    • 俺と伝説のラッパーたちとの交遊録
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 幽霊、文化系連合赤軍な雑誌の終焉。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』