>   >   > 高須基仁の「全摘」/パクりオバケの加納典明!私を忘れたとは言わせない!!
連載
お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"──高須基仁 の「全摘」 No.62

パクりオバケの加納典明!嫌われ者を救い出した私を忘れたとは言わせない!!

+お気に入りに追加

──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

パクりオバケの加納典明!嫌われ者を救い出した私を忘れたとは言わせない!!の画像1
『前夜』の宣伝用カード。写真集はさほど売れなかったが、撮影時に見せた、北欧の血が流れるLiLiCoのあっけらかんとした様子はほほえましかった。その後、各社から幾度となく再出版しないかと言われたが、私は封印した。

 写真集業界にオバケが出た。忘却の彼方から加納典明が出たのだ。

 LiLiCoの新しい写真集が5月26日に発売になると知ったのは、その数日前のことだ。しかも過去の写真が再録されているというではないか。版元に確認すると、確かにかつて私がプロデュースし、加納典明が撮影した『前夜』(風雅書房/1995年)から28ページも再録しているという。私には一切連絡がなかった。新写真集のタイトルは『絶夜 LiLiCo写真集』(双葉社)。加納がLiLiCoに声をかけ、昔の写真と撮り下ろしを併せて出版することを提案したらしい。

 90年代なかば、加納は業界からまったく相手にされなくなっていた。95年「月刊THE TENMEI」(竹書房)のエロ表現で逮捕される直前、記者会見を開いて表現の自由やエロに対する思いを熱く語り、徹底的に戦う姿勢を示した。しかし、逮捕されるやいなや、すぐに謝り罰金を払って出てきたのだ。出版社の担当編集者がまだ留置されているにもかかわらず、である。結局、版元だけが最後まで戦った。これには業界全体が呆れ果てたものだ。

 そんな状況下で、私はほどなくヘアヌードが終わると感じていた。ここで巻き返しがあってもいいのではないかと考え、思い切って加納を起用した。そして完成したのが、当時無名のLiLiCoの『前夜』である。加納は言った。「高須さんは天使みたいだ」。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミア

2017年9月号

日本のタブー2017

日本のタブー2017

チラリと見える和モノ写真進化考

チラリと見える和モノ写真進化考
    • 園都「B90センチGカップを隠しながら」

早乙女ゆう、食品サンプルとカラむ

早乙女ゆう、食品サンプルとカラむ
    • 【18歳の現役JD女優】禁断のカラみ

NEWS SOURCE

連載

    • 【小倉優香】運気上がってるんです。
    • 【早乙女ゆう】食品サンプルとカラむ!
    • 【萩原みのり】ゆずの「いつか」に涙する
    • プロで日本王座も獲ったボクシング選手
    • 俺が大丈夫って言えば【すず】はきっと大丈夫で
    • 日本の遅れた【IT】事情を改善する最後のチャンス
    • サブカルチャーの終焉を見た
    • 【田原総一朗】というジャンルが見せるトークの妙
    • 祭りと【フリースタイル】の相性
    • デイヴィッド・ヒュームの【人性論】を読む
    • 【モブ・ディープ】黄金期を支えた巨星墜つ
    • 世界はいま本当に【テロ】の時代か?
    • 謎の【スメリズム】は18世紀欧州の"気功法"!?
    • 『この世に私の居場所なんかない』義憤に燃える介護士の血みどろコメディ
    • 【ポスト安倍候補】が語る自民党の「これまで」と「これから」
    • 戦死者たちの肖像(上)
    • もやもや籠池劇場
    • 男にはマネできないこの回転!まわるバイブで未知の体験を
    • 【サプリ】「こじらせ女子」とは社会に立ち向かう女性たち
    • 「フェティポップ」とはなんぞや?
    • 【紀宮様の婚約会見】を振り返り、眞子様と小室さんの未来を占う
    • タブーすぎる野球裏話…幽霊、興行は清濁併せ呑む暇つぶし
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』