サイゾーpremium  > 特集  > 芸能ゴシップ  > 芸能界で暗躍する音事協の正体【2】/歴代【音事協会長】の履歴書

――今年で設立54年目を迎えた音事協は、これまで7人が会長職を務めた。設立当時の芸能界は渡辺晋氏率いる渡辺プロダクションが大きな影響力を持っていたが、現在はどのような体制になっているのだろうか?

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ホリプロHPより。

 ナベプロの創設者・渡辺晋氏の呼び掛けにより、自民党の大物代議士・中曽根康弘氏が初代会長に就任した音事協。当時、渡辺氏は理事長となり、やがて、中曽根氏に続く2代目会長に就任。当時を知る元スポーツ紙のデスクはこう語る。

「渡辺さんはレコード会社が抱えていた歌手や作詞家、作曲家を傘下に従えることで楽曲制作にも注力し、原盤制作を系列の渡辺音楽出版で担うことで莫大な利益を得た。さらに、番組制作にも着手することで、テレビ局にも大きな影響力を築いた。そうした中、芸能プロが著作権や肖像権の管理に注力するのは自然の流れ。また従来、各地方の怪しい興行師が幅を利かせていた地方公演のギャラに関しても、音事協設立前からいち芸能プロの社長として苦慮しており、複数の芸能プロが協力体制を築くことで、きちんとした契約を結べるようにしたいという思いもあったはず」

 今でこそ、かなり健全化されている芸能ビジネスだが、かつては暴力団があからさまに介在することも多かった。初代会長に“内輪”の人間ではなく、政界の大物・中曽根氏を据えたのは、そうした裏社会の勢力と一定の距離を置きたいという狙いもあったのだろう。

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