>   >   > 実録!あの健康器具は今【1】/パクってナンボの【健康器具】の今
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ワンダーコアで腹筋を鍛えるライター尾崎氏。宇梶と剛力の力をもってしても、結局はインテリア化してしまう悲しき運命。

――ネットの普及により、今や影響力が失われた感のあるテレビの通販番組。しかし、ぶら下がり健康器から始まったといっても過言でない“健康器具バカ売れムーブメント”は、高齢者を中心に地味ながらも根強い人気だが……。パクリ、効果なし、販売終了、プラシーボ──あの健康器具たちの現状を調査してみた。

 古くはぶら下がり健康器から始まり、それ以前にも話題となったスタイリー、そしてボディブレードやアブフレックス、エアーウォーカーなど、テレビショッピングや雑誌広告を中心に一世を風靡した健康&美容器具たち。今では押し入れや物置に放置されているものも少なくないだろうが、瞬発的に一時代を築いたそれらの商品は、今なお家庭で愛用され、現在も販売されているのだろうか? また、本当に効果はもたらされているのか? あの健康器具たちの“今”を追うべく、メーカーに直接問い合わせて聞いてみた。

我が家の押し入れが健康器具の墓場になる

 各商品の詳細はこちらの記事を確認してもらうとして、まずは00年に彗星のごとく登場した「ボディブレード」から検証してみたい。どう見ても“ただの棒”にしか見えない代物だが、当時の利用者からは「バーを上下左右に振るだけで、腕の贅肉が落ちそう」など、満足げな声が通販広告などに寄せられていたことが確認できた。当時の宣伝文句は「“新発想”のエクササイズグッズ」。新発想というか、“芯”発想というかだが、二の腕を中心に、全身の筋肉を刺激し、その反動で体が鍛えられる画期的な商品として一世を風靡したのは記憶に新しい。唯一、腹筋には効きづらいという弱点があったが、エクササイズ雑誌などでは、「腹筋にも効くエクササイズを発見!」といった企画が組まれたほどだ。実際の効果を現役のフィットネスクラブのトレーナーに聞いてみた。

「ボディブレードを毎日振っていたとしても、その運動が体のどの箇所を刺激しているのかを理解し、きちんと基礎的な体づくりをしていなければ、ただ振り回しているだけで効果は得られません。負荷がかかる分、鍛えるべき部位を痛めるだけとなってしまうこともあります」

 ただ振り回しているだけとは身も蓋もないが、プロ野球選手が愛用しているという話題も相まって爆発的にヒットを記録。そしてヒット商品の宿命か、類似する廉価版の商品も多数発売され、中でも有名な「エアロバー」の販売元・株式会社カワセに問い合わせると、「運動自体は、ボディブレードとまったく同じです」との回答。「じゃあ、エアロバーはボディブレードなんですね?」と尋ねてみると、「本物ではないですが……まあ、そんな感じです」というド直球の返答だった(ちなみに本家ボディブレードは、すでに販売を終了していた)。

 続いて、腰に負担をかけずに腹筋力をアップさせるという、夢のような健康器具「アブフレックス」。

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