>   >   > 【ジャニーズ】のモデルとしての実力
第1特集
今、「雑誌写真」の意義を一番担う男たち

菅田将暉になくて、伊野尾慧にあるものとは? 雑誌を占拠するジャニーズ、被写体としての実力を問う!

+お気に入りに追加

――アイドル誌、テレビ誌、情報誌、ファッション誌……ありとあらゆる媒体でフォトジェニックな姿を見せるジャニーズのアイドルたち。同じ誌面に並ぶほかのイケメンと彼らとでは何が違うのか。歌手やタレントとしてのマルチな才能を持つジャニタレの“モデル”としての真価を考察する。

1703_johnnys.jpg

【1】「SPUR MAN」 (集英社)
言わずと知れたモードファッション誌「SPUR」がジャニタレをモデルに起用し、メンズ版を出版。ファンには好評だったがシリーズ化はされていない。

【2】「MEN'S NON-NO」(集英社)
東出昌大や坂口健太郎など次世代のイケメンスターを輩出することでも知られているが、ジャニタレの起用も多い。また最近、関ジャニ∞がジャニーズ初の連載を開始した。

【3】「SODA」(ぴあ)
カルチャー誌ながら、イケメングラビアに定評がある雑誌。ここ最近はHey!Say!JUMPの伊野尾慧が数多のカルチャー誌グラビアを席巻。中でもジャニオタをザワつかせたのがこちら。

 多種多様な雑誌でグラビアを飾るジャニーズのアイドルたち。その起用には「固定ファンの購入による売り上げ確保」という理由も当然あるだろう。しかし、被写体となったジャニーズ・アイドルは、ほかの男性タレントにはない“特別な何か”を写真上で表現できるのではないか? そんな仮説を元に「被写体としてのジャニーズの魅力」に迫ってみたい。

 まず彼らと、イケメン俳優やモデルなどほかの男性タレントとの違いはどこにあるのか。『東大院生。僕、ジャニ男(ヲ)タです。』(アールズ出版)の著者で、ジャニオタでもある東京大学大学院総合文化研究科・特任研究員の福博充氏は、こう語る。

「ジャニーズの特徴は、マスメディアの主流にいながらも、現実社会で求められるいわゆる『男らしさ』とは異なる男性性を提示していること。例えば、三代目J Soul BrothersをはじめとしたLDH勢は、ダンスで鍛え上げた肉体など、その外見は現実社会が求める男らしさと親和性が高い。一方、ジャニーズは草創期より、中性的な男性性を一貫して押し出してきた。今では俳優の菅田将暉や野村周平などの“非ジャニーズの主流派”も、中性的なルックスですが、例えば雑誌などでは男性同士で抱きつく・キスをするといった演出にはあまり応じない。戯れる演出、そして女装さえも厭わないのは、ジャニーズだけでしょう」

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミア

2017年11月号

ファッション(禁)コレクション2017

ファッション(禁)コレクション2017
    • 【タレントブランド】の内情と成否
    • 【Supreme×ヴィトン】コラボの裏側
    • 【ダニエル・ウェリントン】バカ売れの謎
    • 【裏原系】人脈のその後
    • 【遠山茜子】B-GIRLになる!
    • 【インスタグラマー】の熾烈な戦い
    • 【IT】が進むファッション業界の未来
    • インスタの太鼓持ち【女性ファッション誌】
    • 【デーブ・スペクター】が語るトランプのスーツ
    • 【メラニア夫人】への衣装提供拒否の裏側
    • 【ZOZO】の好きな所、嫌いな所
    • 【ファッション史】から見るゾゾ
    • 【送料自由化】を物流の専門家が分析
    • 【メルカリ】が勝った本当の理由
    • 【メルカリ出品者】が語る闇市の姿
    • 【ホットペッパービューティー】の罠
    • 【スポーツアパレル】がパリコレ占領中
    • 【ナイキ】の最先端戦略を覗き見!
    • 【高級機械式腕時計】はなぜ高い?
    • 【スマートウォッチ】台頭は吉か?凶か?

本誌特選!8人の(サ)な女たち

本誌特選!8人の(サ)な女たち
    • 歴代カバーガールグラビア傑作選

山地まり、大人Kawaiiレトロモダン水着

山地まり、大人Kawaiiレトロモダン水着
    • 【山地まり】Fカップとレトロ

NEWS SOURCE

    • 【安室奈美恵】引退宣言で揺れる音楽業界
    • 【市川海老蔵】と松竹の懐事情
    • 【ジュリーさん】がアベマ企画に大激怒

インタビュー

    • 【吉田まどか】福岡女のシンデレラストーリー
    • 【CASCADE】元祖おしゃれ系バンドの今
    • 【CHAI】女たちが追い求めるかわいい

連載

    • 【今野杏南】これで最後なんです。
    • 【佐藤江梨子】政治性が響くモンパチの歌
    • 【長澤茉里奈】合法ロリ生春巻き
    • 【斉藤由貴】スローな由貴でいてくれ
    • 【インターネット】への誤解がもたらす日本の危機
    • 【特別編】九州に格闘技界旋風起こす男
    • 【元・モー娘。】歌よりも正直なトーク
    • 【三波春夫】が2017年に蘇る
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【フレンチ・モンタナ】モロッコ系最強ラッパー
    • 【電通過労死事件】から考える労災
    • 【治療共同体】で精神病院を開放せよ!?
    • 町山智浩の「映画でわかる アメリカがわかる」/『バリー・シール』
    • 世界一災害に弱い【東京】備えなき首都大災害
    • 小原真史の「写真時評」
    • 赤い屍と緑のタヌキ
    • ジャングルポケット/フェラペチーノで自分好みのプレイを!
    • 【最高の離婚】夫婦の溝を埋める最良のテキストドラマ
    • ボディペインティングが導く愉楽
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 幽霊、政治と信仰と破綻の円環構造。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』