>   >   > AKIRAがファンを獲得するワケ【2】マンガの常識を超えた『大友発明』

――大友克洋以前/以降とマンガ史が区分けされるように、大友作品にはマンガの表現を進化させた数々の技法が取り入れられているという。では、いったい、どんな部分が革命的だったのだろうか? こちらの記事にもコメントを寄せる田中達之氏、小林治氏、そして劇場アニメ『AKIRA』の作画監督補を務めた森本晃司氏ら、大友克洋に人生を変えられた面々が、熱烈に語る!!

1702_akiracolumn01_230.jpg

【1】劇画の彼方へ!
『気分はもう戦争』(P45)
「クール」と評される大友作品だが、それを象徴するような一枚が、『気分はもう戦争』の銃を撃つカット。この1冊だけでもどれほどのマンガ的発明があるのか、唸らされる部分も大きい。「従来の劇画であれば、銃を撃っている人間の表情が描かれるし、銃もコマからはみ出しているはず(笑)。効果音も『ズガガガガ』という派手なものになるでしょう。これを『ドンドンドンドン』だけで済ませてしまうのが大友さんのクールな魅力なんです! ここで行った発明の集大成がAKIRAに結実するんですよ!!」(田中)



ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミア

2017年8月号

大人のための「エロ」読本

大人のための「エロ」読本

チラリと見える和モノ写真進化考

チラリと見える和モノ写真進化考
    • 椿原愛「和製ミランダ・カーのチラリズム」

インタビュー

連載

    • 【RaMu】母を沖縄に連れて行きたいんです。
    • ハワイのボンダンスとフクシマオンドの故郷(後編)
    • 話題のユニット【PKCZ】独占インタビュー
    • 【岡田結実】RADWIMPSの歌詞に心打たれる
    • 不定期連載「東京五輪1964-2020」
    • 【渡辺麻友】は、AKBを卒業しまゆゆー!
    • 【日本人エンジニア】の未来と弱点
    • 高須基仁の「全摘」
    • 門外不出のトークショー【名倉潤】のテレビへの愛
    • 【喧嘩祭り】が根絶されない理由
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【TLC】史上最強の女性グループ15年ぶりの最終作
    • 【金塊強盗多発】に見る「警備会社」の歴史
    • 精神錯乱を【マラリヤ感染】で治癒せよ
    • 町山智浩の「映画でわかる アメリカがわかる」
    • 【水道民営化】の目的は老朽化対策か海外事業参入か?
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/上からマユコ
    • ジャングルポケットの「アダルトジャングル探検録」
    • 【ハッピー・マニア】が変えた日本人女性の結婚観
    • SNSでやりとりされるエロ写真や動画の真実
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 更科修一郎の「批評なんてやめときな?」
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』