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第1特集
映画に自衛隊協力は本当に必要か?【2】

一般市民襲撃、歴史改変、北朝鮮との戦闘……現役自衛官が見る自衛隊“協力拒否”映画レビュー

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――こちらの記事でも見てきた自衛隊協力“拒否”について、具体的に何がNGだったのか─改めて、現役自衛官にもレビューしてもらった。

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■元祖・自衛隊協力拒否映画
『野性の証明』
[自衛隊的NG度]★★★★★
公開:1978年 監督:佐藤純彌 製作:角川春樹事務所
特殊能力を持つ少女と、東北虐殺事件現場に居合わせた自衛隊員が、国家の陰謀に巻き込まれる様子を描いた作品。「元自衛官の主人公が一般市民を殺害し、架空の自衛隊特殊部隊と主人公が殺し合うなんてストーリーは、完全NGでしょう。また、特殊部隊がハンググライダーに乗って急襲したり、戦闘シーンの撮影はアメリカで行われたため、登場する兵器は自衛隊にはない米軍のものだったりと、演出のリアルさの面でもNGが多いですね」



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