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辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」【17】

公の場に姿をお見せにならない佳子様欠乏症を解消できる? ひとり参賀のススメ

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――日本の未来を支える異端のプリンセス・佳子様の生態を読み解きます

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 同じ空気の中、至近距離で皇室の方を拝謁することができたら、一生ものの功徳となることでしょう。勲一等を叙勲されるか、災害の被災者となってご訪問されるか、歌会始に短歌が選ばれるか……一般人が実際にお目にかかるのは、至難の極致です。

 しかし、真面目な人だけに開かれた道があります。有志で結成され、皇居と赤坂御用地で草むしりや清掃などを行う皇居勤労奉仕団。先日、この勤労奉仕団に参加された方の話を聞く機会がありました。弁護士のAさんは、約50名で構成された団体の一員として参加。「吹上御苑の、普段は天皇陛下しか入れない場所に入って掃除することもできた」と、澄んだ瞳で語るAさん。さらに皇居には、神武天皇に連なる代々の天皇をお祀りするお宮もあるそうです。

「初日に掃除する機会があり、参拝もさせていただきました。代表して前に出て手を合わせた時、無限に広がる明るい世界が見えました。力強く暖かく見守ってくれる存在を感じたんです。少しの寂しさもなく、すべてに抱かれ、ただありがたい……。絶対的な安心感があり、離れたくない思いでした」(同)

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