>   > 制服の始まりは、果たして…その機能美が発展させたファッションの起源

「サイゾーpremiere」キャリア決済キャンペーン実施にともない、「別冊サイゾー 2016年5月号 ファッション大全」を期間限定で大公開!ファッション誌では絶対に読めない!ググっても出てこない!アパレル業界の裏側を大放出しちゃいます!(キャリア決済で登録すると2ヶ月間は無料でお読みいただけます)

1610seihuku02s.jpg
『ドイツ国防軍ミリタリー・ルック―野戦服・階級章から装備・小火器まで』(サンケイ新聞社出版局)

 制服の語源であるユニフォーム(uniform)は、ユニ(単一の)とフォーム(形)の合成語だ。一般社団法人「日本ユニフォーム協議会」参与の中岡誠二氏は、その意義を「一定の集団の性格を表す機能を持ち、集団内では連帯責任を高め、外的には職業や階級、役割を明示していることを目的としている」(「繊維製品 消費科学」2014年9月号より)という。つまり、画一的に定められた服装は、すべて「制服」の範囲に入ることになる。

 制服が日本に定着したのは、明治時代になってのこと。文明国の仲間入りを目指した明治政府は「服装の洋装化」を進め、1870年に陸軍と海軍が軍服を導入。翌71年には郵便夫と邏卒(警察官)、72年には鉄道員の制服が定められた。日本における制服は、「官」から始まり「民」に普及していったのである。ちなみに、女子の制服は94年に日本赤十字社が看護服を定めたのが最初で、1960年代の高度成長期に銀行やデパートなどが導入、普及していったといわれている。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

サイゾープレミア

2017年4月号

悪法の研究――正義と法の歴史学

悪法の研究――正義と法の歴史学
    • 歴史で見る【悪法】のトリセツ
    • 【悪法】は司法でどう扱われるか?
    • 【悪法】誕生のカラクリ
    • 【法哲学者】が語る悪法対処法
    • 【刑法改正】は穴だらけ?

片岡沙耶と考える下着デザイン事情

片岡沙耶と考える下着デザイン事情
    • 男は知らない【下着事情】

連載