連載
丸屋九兵衛の音楽時事備忘録「ファンキー・ホモ・サピエンス」【39】

【フランク・オーシャン】報われぬ恋の告白から4年。時代が生んだ天才が帰還!

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『blonde』

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フランク・オーシャン(販売元:Boys Don’t Cry)

前作から4年。タイラー・ザ・クリエイターはもとより、アンドレ3000、ケンドリック・ラマー、サー・ラーのオンマス・キースといった作家性の高い黒人アーティストが結集したプログレッシヴ・ブラック大作が香り立つアルバム。漂うような繊細さはそのままに、実験性はさらに増したかも。ビルボード・チャートでは初登場1位。


 バラク・オバマ大統領の任期は最後の数カ月に突入したが、彼がアメリカ社会にもたらした変化は忘れ去られることがないだろう。そのひとつが、LGBTピープルへの配慮だ。オバマがいなければ、ジェイ・Zや50セントらが「同性婚賛成」を公表する自体は、あり得なかっただろうから。だから本稿の主役も、この時代の産物といえるかもしれない。

「オバマな時代」の追い風を受けて登場した天才、その名はフランク・オーシャン。

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