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第1特集
覇権を争う動画サービス【1】

YouTubeもウカウカできない新勢力の台頭! NetflixはAmazonに勝てない!? 動画サービスの最新勢力図

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 YouTube、ニコニコ動画、Netflix、Amazonプライム・ビデオ――。これらを通じて日常的に動画を享受している読者は多いと思うが、実のところ、日本市場で覇権を握っているのはどのサービスなのか?今は勢いづいていても、将来的に消えてしまうものもあるかもしれない。まずは、動画サービスの現状を俯瞰してみよう。

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『Star Creators!~YouTuberの本~ October 2016』(エンターブレインムック)

 見逃したテレビ番組や一般人が撮影したビデオ映像など、インターネット上には有料/無料問わず、さまざまな“動画”があふれている。これらを視聴できる動画サイトは、大きく2つに分けられる。映画やテレビドラマなどを配信する〈動画配信サービス〉と、ユーザー投稿型の〈動画共有サービス〉だ。ここでは、これらのサービスの日本国内における勢力図を見ていこう。

 まずは、動画配信サービス。今年4月、サイバーエージェントとテレビ朝日の共同出資により、無料で視聴できるAbemaTVが開局した。番組の配信スケジュールが決められており、それに合わせて視聴するインターネットテレビ局である(ただし、一般的に“動画配信サービス”は、ユーザーが望むときに視聴できるビデオ・オン・デマンドを指す)。

 ICT総研が2015年9月にまとめた「有料動画配信サービス利用動向に関する調査」によると、15年末の有料動画配信サービス利用者は、推計960万人であり、18年には1490万人にまで拡大すると予測されている。

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