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第1特集
日本全国津々浦々 ご当地アンセム名鑑【2】

編集部特選!これだけは聴いとけ~!!日本ご当地アンセムマップ

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――全国各地で生み出されてきたご当地アンセムを、硬軟織り交ぜ紙幅の限りご紹介。「ウチの地元にもこんなのが」というのがあれば、編集部まで。

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【1】北海道
THA BLUE HERB「COAST 2 COAST 2」(北海道・札幌市)
「マス対コア」という対立から「地方と東京」という構図を新たにすくい上げた楽曲。アルバム全曲から、地元レペゼン感が漂う。


【2】東北
GAGLE「雪ノ革命」(宮城県・仙台市)
「FROM仙台 ここにいながらにして 続けてく独自のスタイル」。仙台代表として、東京ではなく、地元に軸足を置いて活動することを宣言した決意の楽曲。

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【3】関東
t-Ace「Matsuri~水戸~feat. Aktion a.k.a 真木蔵人」(茨城県・水戸市)
さすがは水戸の親善大使、市の全面協力のもと撮影されたPVには、偕楽園・好文亭・弘道館など地元名所がガンガン登場。水戸市長の姿も。


イバラッパー「あよほー」(茨城県)
『月曜から夜ふかし』で話題になった方言ラップ。クール気取るも茨城弁がバレて──そんな“あるある”な歌詞に地元民は共感? 茨城県を紹介する情報サイト「茨城王(イバラキング)」の管理人が始めたプロジェクト。

田我流「RESURRECTION」(山梨県・一宮町《現在は合併して「笛吹市」》
売れる前は「無縁のローカルだから」と無視しといて、売れたら今度は手のひらを返しやがって……。そう、ヒップホップシーンに対する怒りを爆発させるこの曲は、郊外の憂鬱を歌った「明けない夜」とともに、田我流の真骨頂だ。

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イルマニア「レッツ パーティー ピーポー」(埼玉県・入間市)
イバラッパー同様、『月曜~』で取り上げられたことで注目を集めたパーティー集団による、初のオリジナル曲。番組内では入間ネタのラップを披露していたが、この曲では「HIP HOP」などと掛け声を上げるのみ。曲もトランス風で、ヒップホップ感は皆無。


PRANKSTER「多古町」(千葉県・多古町)
「俺の町には駅すらなく、昼に通るバスは1本しかなく、別に珍しいものなどなく……」。元祖ジャパニーズラップと、一部から言われる吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」を想起させるド田舎リリックだが、大きな違いは「でも、住みやすいんだよね」と肯定しているところ。

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OZROSAURUS「ROLLIN'045」(神奈川県・横浜市)
山下埠頭、ベイブリッジ、山下公園……。神奈川のエリアコード(市外局番)「045」をタイトルに冠した、横浜の名所紹介アンセム。エリアコードでレペゼンを表明するのは、アメリカのヒップホップのお約束のひとつだ。


Mr.OMERI「DEAR CB」(千葉県・総武線沿線)
千葉のボスキャラMCによるご当地アンセム。「 千葉に西千葉、稲毛に新検見川」と総武線の駅名を順に挙げていく。どうしてもSUP
ER BELL"Zの「MOTER MAN」が浮かんできてしまう。

DS455「Talkin' At Deep Blue」(神奈川県横浜市・川崎市)
横浜=ウェッサイというスタイルを築き上げたDS455。地元の後輩であり元メンバーでもあるOZROSAURUSのMACCHOをft.した一曲。80年代から地元の仲間と活動を開始したという彼らが、その想い出をラップにしている。

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サイプレス上野とロベルト吉野「YOKOHAMA LAUGHTER」(神奈川県・横浜市)
横浜市戸塚区出身のサ上とロ吉。横浜の中心街でやんちゃして、結局地元に帰っていくといったリリック。なお彼らは横浜市の市外局番を非通知にした「184045通称“非通知045スタイル”」を標榜している。



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