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お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"──高須基仁 の「全摘」 No.48

ショーンKはメディアに作られた単なるタレント! 経歴詐称をキャリアにあの業界に転身しろ!

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──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

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4月3日、「国民的萌えクィーンコンテスト」を開催。サイゾーからは社長の揖斐を差し置いて、編集長の岩崎が審査員として参戦。ベストコスチューム賞を受賞したかなこちゃんに萌え萌えだった。

 九州で、少しハンサムに生まれ、「合いの子みたい」と言われて生きてきた美少年が生きる道は2つ。ひとつは田舎に残ってスケコマシ&ヤクザになる。もうひとつは、東京に出て一旗あげる。ショーンKこと川上伸一郎は、熊本から東京に出る道を選んだ。

 北九州市に本部を置く暴力団・工藤会の故・溝下秀男総裁は、イタリア系アメリカ人俳優、アル・パチーノが大好きで、「アル・パチーノのようになりたい」と願い、さまざまな手を尽くして、本当にそっくりな顔になった。思ったら断固としてやりぬく、これが九州人の資質である。

 東京に出てきた川上くんは、自分の声が商売になると気づいたのだろう。顔はきれいなほうだが、鼻筋が通っていないことが気になり、少し手を加えて鼻のつけ根を隆起させた。目はアイプチか何かを繰り返してあの目になったのだろう。残念ながら髪の毛は、増毛かかつらを使ったに違いない。美声はボイストレーニングを繰り返して、さらに磨いた。そして、彼はショーンKという別人格になった。まさにアラン・ドロン主演の映画『太陽がいっぱい』の主人公リプリーだ。彼はアラン・ドロンになりたかった。絵に描いたような捏造、その一環が経歴詐称である。

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