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第1特集
売名行為の行動原理とは?【1】

加藤紗里はなぜ名乗りでたのか?売名行為の成功者がいない理由

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――狩野英孝と川本真琴の交際報道に乗っかり、自らも「付き合っていた」と発表した加藤紗里。その姿は痛さと興味の間でさらに話題になっていたが、結局“売名”のレッテルが貼られ、今ではメディア露出も下火となった。一体彼女たちはどんなうまみがあって、こうした売名行為に身を委ねてしまうのか――?

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メディアに出るためならなんでもやる印象がある芹那。過去の失敗や言い寄られた男を告白した彼女の次なるエピソードが気になるところだ。

 芸能界とは、何かに秀でた人間が集まる場所。どんなことで評価を得るかは人それぞれだが、生き残る人にはそれだけの理由がある。しかし例外的に、自らになんの能力がなくとも名が売れることがある。いわゆる売名と呼ばれるやり方だ。

 広辞苑によれば、その定義は『自分の名前を世間に広めようとつとめること』とあるが、実際には悪い意味で使われることが多い。芸能界の場合、その方法が、無名な人が有名な人を利用する“他力本願”に限られるからだ。ではなぜ、こうした“売名行為”に走るのだろうか?

 最近では、1月25日に歌手の川本真琴がツイッターで恋人の存在を明かしたことで始まった狩野英孝のニ股報道で、突如として有名になったタレント・加藤紗里の一件がもっとも記憶に新しいところだろう。25歳で特に実績がなかった彼女は、女性タレントとして売れるにはかなりギリギリの年齢だったはず。そこへ来て、狩野という芸人を利用して、恋愛関係を赤裸々に暴露し、結果そのネタだけで積極的にメディアに露出したのだから、売名と呼ばれても仕方がない。騒動後、『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ)、『白熱ライブ ビビット』、『サンデー・ジャポン』(共にTBS)、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)、『めちゃ×2イケてるッ!』、『ダウンタウンなう』、『全力!脱力タイムズ』(全てフジテレビ)などワイドショーからバラエティ番組まで触手を伸ばした。

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