>   > 【ジャニーズ御用マスコミ】番付

――ここまでは、一連の報道を整理、検証しつつ、解散報道のキーマンであるメリー喜多川、飯島三智の分析をお届けした。では、これらの騒動を報じてきた雑誌やスポーツ紙の編集方針を見ていこう。

SMAP解散報道をめぐる異様さ

1603_smap_05.jpg

 賢明な本誌読者であれば、多くのメディアを巻き込んだ一連のSMAP解散報道に“違和感”、あるいは“またか”と思った向きも多いはずだ。解散報道が出てすぐ、出演ドラマの番宣でワイドショーに生出演した草彅剛。だが(当然のごとく?)、コメンテーターの誰ひとり、解散について草彅に見解を聞くこともなかった。さらにスポーツ新聞、そして女性週刊誌は、あからさまなメリー喜多川、ひいてはジャニーズ事務所の擁護を展開。肉声という視点では、「週刊文春」では、ジャニーズ事務所幹部のインタビューを掲載、騒動の顛末を分析しており、「週刊新潮」には、メリー喜多川が登場。だが、そのインタビューは一方的な弁明という印象だった。

 そこで上の図である。これは一連の報道をつぶさに拾い、どの媒体がメリー喜多川、あるいはSMAPマネージャーの飯島三智におもねったかを独断で分析したものである。

 無論、各雑誌、各新聞の編集方針はあるだろう。だが、所属する人気メンバーの出演やインタビューを餌に、マスコミをてなづけるジャニーズのヤリクチに便乗した、芸能メディアの劣化は、今回の騒動でより鮮明となった。

1603_smap_06.jpg

「日刊スポーツ」と「スポーツニッポン」のスクープから、幕を切って落としたSMAP独立解散報道。一部では、2紙同時スクープの背景には「『週刊新潮』が同週に発売する誌面でSMAP解散危機を派手に報じるという情報をジャニーズサイドからキャッチした」、当の「週刊新潮」のスクープに「“芸能界のドン”が同誌の編集長と懇意にしているため、側近を介してリークした」などといった噂が駆けめぐった。

 その後もメンバーや関係者の憂鬱をよそに、騒動に便乗した多くの芸能マスコミはその恩恵を受けたようで、「週刊誌も軒並み売れ行きは好調だったけど、特にスポーツ紙は駅売りが伸びたそうで、部数は通常の2割増しだったとか。普段の一面はスポーツの話題が多いけど、ここぞとばかりに連日にわたって『SMAP』を推していた」とは某週刊誌のデスク。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミア

2017年11月号

ファッション(禁)コレクション2017

ファッション(禁)コレクション2017

本誌特選!8人の(サ)な女たち

本誌特選!8人の(サ)な女たち
    • 歴代カバーガールグラビア傑作選

山地まり、大人Kawaiiレトロモダン水着

山地まり、大人Kawaiiレトロモダン水着
    • 【山地まり】Fカップとレトロ

インタビュー

連載

    • 【今野杏南】これで最後なんです。
    • 【佐藤江梨子】政治性が響くモンパチの歌
    • 【長澤茉里奈】合法ロリ生春巻き
    • 【斉藤由貴】スローな由貴でいてくれ
    • 【インターネット】への誤解がもたらす日本の危機
    • 【特別編】九州に格闘技界旋風起こす男
    • 【元・モー娘。】歌よりも正直なトーク
    • 【三波春夫】が2017年に蘇る
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【フレンチ・モンタナ】モロッコ系最強ラッパー
    • 【電通過労死事件】から考える労災
    • 【治療共同体】で精神病院を開放せよ!?
    • 町山智浩の「映画でわかる アメリカがわかる」/『バリー・シール』
    • 世界一災害に弱い【東京】備えなき首都大災害
    • 小原真史の「写真時評」
    • 赤い屍と緑のタヌキ
    • ジャングルポケット/フェラペチーノで自分好みのプレイを!
    • 【最高の離婚】夫婦の溝を埋める最良のテキストドラマ
    • ボディペインティングが導く愉楽
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 幽霊、政治と信仰と破綻の円環構造。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』