>   > スポーツ紙の【元旦スクープ】で迷惑を被った芸能人たちの怒り
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『Perfume Portfolio(パフューム ポートフォリオ)』(ワニブックス)

 2016年のっけから、ワイドショーは芸能人の熱愛ニュースで盛り上がっている。日刊スポーツは元AKB48の川栄李奈と俳優の浅香航大の熱愛を、スポーツニッポンは綾野剛と佐久間由衣、芸人のマンボウやしろとPerfume のっち、さらに三船美佳と神田正輝の熱愛を元旦から報じ、各メディアも後追い報道を繰り広げた。しかし、このスポーツ紙の元旦スクープに関して懐疑的な声が聞こえてくる。マスコミ関係者の話。

「元旦スクープはスポーツ紙の恒例行事のようなものですが、今回はちょっとショボすぎる。ネームバリュー的にもいまいち物足りない面々だし、なにより、週刊誌と違って写真有りのスクープじゃないから、どれも信ぴょう性に欠ける。人からの又聞きだったり、ソースが曖昧だったりしますからね」

 熱愛報道で名前が挙がったどの芸能人も即座に報道を否定。特に三船美佳との交際を報じられた、神田正輝が所属する石原プロモーションは大激怒したという。

「神田は、高橋ジョージと離婚裁判中の三船のことを本当に心配していて、親身になって相談を受けていたといいます。離婚はまだ成立していませんから、今回の報道は"不倫疑惑"にあたるわけで、これによって裁判で三船が不利になったら、神田も責任を感じるでしょうね。まあ、もし本当に裁判で三船が不利な状態になったら、ありもしない交際報道を飛ばしたスポーツ紙のせいだと思いますが(苦笑)」(芸能事務所関係者)

 さらにPerfume・のっちとの交際を報じられた芸人のマンボウやしろも自身のラジオで交際を否定。熱愛報道によって怒ったPerfumeのファンたちの「PerfumeのCDを割る」「もうライブに行かない」などの発言に対して、いさめる一幕もあった。

「やしろいわく仲の良い友人のひとりということで、強く交際を否定していました。こちらもスポーツ紙の取材不足といえそうです。元旦スクープは『世間が注目するようなでかいネタを』と気合が入るあまり、飛ばし記事になりがちですからね。今回はその典型的な例でしょう」(前述のマスコミ関係者)

 とはいえ、今回は三船が裁判中であることや、のっちが現役のアイドルであることをもう少し考慮すべきだったかもしれない。たとえ事実無根だと否定しても、一度報道が出れば世間的にはそういうイメージがつきまとうことになる。さらにスポーツ紙に対しては、芸能事務所関係者からの厳しい意見もある。

「川栄李奈と浅香航大の報道は、どちらの事務所が仕掛けたのかは分からないが、完全に舞台の宣伝用に作られた記事でしょう。ちょうど2日に川栄と浅香が揃って舞台のイベントに登壇して、囲み取材を受けていましたから、タイミングもばっちりだった。正直、ここ数年でスポーツ紙は大手芸能事務所のご用媒体に成り下がった感がある。週刊誌と違って、芸能事務所に気を使いながら記事を作っているから、もはや独自の芸能スクープを発信する力は無いと思いますね」

 やっかいなスクープに巻き込まれた芸能人たちは、新年早々にがい思いをしていることだろう。


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2016年8月号

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