サイゾーpremium  > インタビュー  > 【オカダ・カズチカ】──新日を背負うIWGP王者
インタビュー
「強い」だけでは"プロレスラー"じゃない

【オカダ・カズチカ】「ほかの人が連れてきてくれたお客さんをプロレスで魅せるのが僕の役割なんで」

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――“レインメーカー”の二つ名を持つこの男、プロレスファンなら知らぬ者はないIWGP現チャンピオンである。波に乗る新日本プロレスにおいて、今後マット界に“カネの雨を降らせる”施策を尋ねた。

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(写真/渡部幸和)

 “レインメーカー(カネの雨を降らせる男)”オカダ・カズチカ。IWGPヘビー級王者として現在絶好調の新日本プロレスを牽引する中心選手の一人であり、先日は天龍源一郎の引退試合の相手を務めてマット界を沸かせた。だが例えば棚橋弘至や真壁刀義に比べれば、まだまだ知名度は一般的ではないというのが正直なところ。現在の自分の立ち位置、これからのプロレス界について、どんなことを考えているのだろうか?

──まずは天龍戦の感想から教えてください。

オカダ 「またやりたい」という気持ちですね。やってみて楽しかったです。

──対戦前は「楽な試合」などと、天龍選手に対して辛辣なコメントを残していましたが……。

オカダ (天龍の)パワーボムにしろ、延髄斬りにしろ、完璧に決まったわけではないんですよ。ただ、コンディションも悪い中、不細工でもしっかりやっている人って、やっぱりカッコ良いんだな、と思いました。天龍源一郎という人間として、カッコ良いな、と。

──そもそも天龍戦を受諾した理由は?

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