>   >   > マツコ【冠番組】レビュー
第1特集
週9マツコ状態のテレビ番組……あなたはどれを見る?

『夜の巷を徘徊する』で見せたマツコ×ガチの化学反応!各局7つの冠番組をテレビ関係者がレビュー!

+お気に入りに追加

――今や深夜バラエティの女王となったマツコ・デラックス。実に7つもの番組でMCを務めているが、内容はかぶらないのか?テレビ業界関者が、匿名でマツコMCの番組を内容から比較レビューした。

1509_review_01.jpg

■マツコバラエティの最新形体
『夜の巷を徘徊する』
(テレビ朝日系列、毎週木曜24時15分~) 放送開始:2015年4月~ 共演:なし 演出:非公開 チーフ作家:非公開
マツコが独りで夜の東京を徘徊する、初の完全ロケバラエティ。BGMが一切流れないため、バラエティというよりはドキュメンタリーを見ているような感覚が味わえる。またテロップも必要最低限しか使用せず、通常オープニングで流れるアバンVTRを使用しないなど、テレビ界の王道な演出をできるだけ避けているのも特徴的。もっとも素のマツコを堪能できる番組である。おそらくロケの事前許可を取らずに撮影していると思われ、いわゆるアポなしロケである。その意味では『電波少年』(日テレ系)以来のガチ・バラエティと言えるかもしれない。マツコ×ガチの化学反応が今後も楽しみである。

1509_review_02.jpg

■ほぼラジオ番組みたいな作り
『マツコ&有吉の怒り新党』
(テレビ朝日系列、毎週水曜23時15分~) 共演:有吉弘行、夏目三久 放送開始:2011年4月~ ゼネラルプロデューサー:藤井智久 チーフ作家:そーたに
投稿を読み上げてMCがコメントするというベタでラジオチックな内容だが(深夜ラジオでさえ、こんなシンプルな構成は存在し得ない!)、テレビ界の頂点に君臨するツートップ、マツコ&有吉がいれば、そんなシンプルさでさえ、唯一無二の武器になる。良い素材ほど、シンプルに料理したほうがおいしくなる好例であろう。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

サイゾープレミア

2017年2月号

過激な「マンガ」読本

過激な「マンガ」読本

"経済予測記事"はなぜハズれるのか?

    • 【経済予測記事】はご都合主義?
    • 経済学者が語る【金融緩和バトル】
    • 経済誌【制作の舞台裏】

カルチャー化する"メンヘラ"の謎

カルチャー化する
    • 【青山ひかる】が病みかわコス!
    • カジュアル化する【病み】
    • 【松永天馬】が語るメンヘラ

インタビュー

連載

    • 【平嶋夏海】もう少し遊びたかったんです。
    • 【山崎真実】Dカップの無為自然
    • MoeにKoiする5秒前
    • 大統領選を揺るがした【フェイクニュース】
    • 迫りくる教育の【2020年問題】
    • 高須基仁の「全摘」
    • 人はなぜ【忘年会】を開くのか?
    • 南米のマツリ・ダンス文化
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 月刊カルチャー時評/『真田丸』
    • 【ア・トライブ・コールド・クエスト】黒人音楽の常識を変えた!
    • 【恒例運転者事故続発】誤ったイメージ醸成の理由
    • 町山智浩の「映画でわかる アメリカがわかる」
    • 『男子の生き様』俳優・宮城紘大
    • 増える依存症と経営赤字【カジノ法案】の真実
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/プーチン最強伝説
    • ジャングルポケットの「アダルトジャングル探検録」
    • 【紙の月】女の正義は状況や気分によって容易に更新される
    • 磯部涼の「川崎」
    • アメリカにはない【日本のSM】
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 更科修一郎の「批評なんてやめときな?」
    • 花くまゆうさくの「カストリ漫報」