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初回であっさりワースト記録を更新! 初回でいきなり大爆死した月9ドラマ『恋仲』

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『福士蒼汰の「初めての○○」メイキングDVDつき―福士蒼汰 責任編集』(主婦と生活社)

 20日にスタートした、俳優の福士蒼汰が主演を務めるフジテレビ系の月9ドラマ『恋仲』だが、視聴率がいきなり1ケタの9・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録してしまった。

 これまで、月9の初回視聴率ワースト記録は、2011年1月クールの戸田恵梨香と三浦春馬主演の「大切なことはすべて君が教えてくれた」の12・1%で、初回1ケタの記録はさらにそれを下回る前代未聞のワースト記録となってしまった。

「こうなると、27日放送の第2話で早くも、尾野真千子主演の『極悪がんぼ』(14年)が記録した月9史上最低視聴率の7・8%を更新する可能性が高い。さらには、同ドラマが記録した全放送回での最低平均視聴率9・9%を下回るのもほぼ確実。フジといえば、EXILEのAKIRA主演の『HEAT』が大爆死しているが、これはもともと視聴率が取れない関西テレビの制作枠。もはや崩れかけている“最後の砦”の月9が1ケタなのはシャレにならない緊急事態」(フジテレビ関係者)

「恋仲」は富山から上京した福士演じる建築士見習いの主人公が、本田翼演じる初恋の人と7年ぶりに再会。さまざまな障害を乗り越えて結婚へと向かっていく王道のオリジナルラブストーリー。福士といえば、若い女性に大人気で、モデルの本田は女子人気が高いだけに、それなりの視聴率が期待されていたはずなのだが…。

「最初から局の上層部も分かっていたことだが、キャストが弱すぎた。福士、本田、それに3番手の野村周平、全員が各事務所が売り出し中で、フジの“看板ドラマ”にねじ込みたいのは当然のこと。かつて、月9といえば、簡単には出られない敷居の高さがあったが、視聴率が低迷している近年はこの枠に出たがる役者が減ってきた。そんな中、各事務所が売り込んできた若手をポンポンねじ込んで、結果、視聴者の支持を得られず大爆死。せっかく本田はドラマの放送前に三浦翔平との熱愛報道で話題作りをしたのにまったく効果がなかった」(テレビ関係者)

 定例会見でいつも強気の姿勢である同局の亀山千広社長だが、頼みの綱の月9の大爆死にどうコメントするかが注目される。


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