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乃木坂46白石麻衣のTGC出演決定でも女性客はガン無視の予感!?

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『MAI STYLE』(主婦の友社)

 乃木坂46の白石麻衣が、9月27日に開催される「第21回 東京ガールズコレクション2015 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)に出演することが決まった。女性モデルにとって憧れの場であるTGCに、乃木坂46のメンバーが出演するのはこれが初となる。

「女性タレントなら誰でも歩いてみたいTGCのランウェイですが、女性アイドルにとってファッションショーは、アウェイの洗礼を受ける可能性が大きい場でもあります」(ファッション業界関係者)

 果たして白石は、モデル目当てで集まった女性ファンたちに受け入れられるのであろうか。

 これまでにも女性アイドルグループが、完全アウェイの現場で手痛い目に遭った例は少なくない。なかでも酷かった例は、VAMPSが主宰する「HALLOWEEN PARTY 2011」での渡り廊下走り隊7だ。同イベントはVAMPSのhydeがアイドル好きなこともあり、スマイレージやももいろクローバーZが出場したことでも知られている。

 だが2011年11月の神戸公演に出場した「渡り廊下走り隊7」に対しては、会場からほとんど歓声が飛ばず、ガン無視状態のなかでのパフォーマンスを強いられたという。

「しかもバックステージにおいても、楽屋を訪れたhydeを除けばほぼ放置状態。彼女たちはふだん味わったことのない疎外感を感じる羽目になったといいます」(前出・ファッション関係者)

 似たような事例はTGCでも起こっている。2月28日の「TGC 2015 SPRING/SUMMER」では、オープニングアクトとしてエイベックス所属のアイドルグループSUPER☆GiRLSが登場。2曲を披露したものの、観客の反応はイマイチだった。さらに遡れば「TGC 2015 Autumn/Winte」にHKT48が出演した時も、客席はごく一部の客が手を振る程度で、水を打ったような静けさに包まれていた。

 それでもまだ、この2組はマシなほうだったかもしれない。SUPER☆GiRLSは持ち曲がイトーヨーカドーのCMで使われているので、ヒット曲を歌えば観客も「あー、あの曲のグループか」と納得できた。またHKT48は、やはり指原莉乃の知名度が大きく、指原に対しては「キャー!」と手を振る観客もいたようである。

「それに対して乃木坂46は、その人気ほどには楽曲が世間に浸透していないため、白石がウォーキングする際のBGMに乃木坂の楽曲を流しても、ほとんどの女性客は反応しない可能性が高い。また、白石は女性誌『Ray』の専属モデルを2年にわたって務めているのが強みだが、他の女性誌への露出が少ないため、モデルとしての認知度がどれくらい広がっているかも未知数です」(ファッション誌編集者)

 もちろん、白石のルックスがモデルとして十分通用するレベルにあることは疑いの余地がない。大会場でのランウェイにしても、乃木坂46として会場の代々木第一体育館のステージは経験しており、その規模に圧倒されるということもないだろう。他のモデルと同じように歓声を浴びるのか、それとも「誰?」という目で見られるのか。その分かれ目はこれから約3カ月間の頑張りにかかっているかもしれない。


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