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【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

メッセンジャー黒田と国生さゆりの交際宣言は毒舌タレント“大ブレイク”への便乗作戦か?

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――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの“今昔物語”を語り尽くす!

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『おニャン子白書』(フジテレビ出版)

 国生さゆりとメッセンジャー黒田の熱愛が話題になっている。さほど大物のカップルではないと思うが、テレビやスポーツ紙は大騒ぎだ。

「恋愛禁止とされるアイドルの熱愛情報も出ていますが、いろいろ規制は厳しいし、特に事務所サイドからもコメントはなく、無言でスルーされてしまうから、それ以上は芸能マスコミも報道しようがない。一方の国生と黒田はそれぞれ『付き合っています』とコメントを出しているし、テレビ局に入るところなどの映像も撮りやすくネタにしやすい」(ワイドショースタッフ)

 バツ2の女性タレントと未だ独身の芸人。世の中の酸いも甘いも知った四十代。熱愛が今さら人気に影響することもないし、隠す必要がないのもわかる。

「恋愛話はひな壇タレントが生き残る貴重なネタ。国生も過去の結婚を数々のネタとして提供していましたから、黒田とのことも当然、ネタとして有効活用すると思います。ひな壇タレントも激戦の椅子取りゲーム。ネタを持っている人のほうが強い」(前出のスタッフ)

 国生にぞっこんという黒田。東京での知名度はさほどだが、関西では人気急上昇中の吉本芸人。お笑いコンビの「メッセンジャー」として芸能活動をスタートさせたが、すこし強面の顔と毒舌で、今や「ポストやしきたかじん」と言われている。国生より三歳年下の四十五歳だが、未だに独身。大阪のテレビ関係者によれば、「男気がある人で、それでいて女性にはやさしい。料理の腕は本格的な懐石料理も作れるほど。このギャップで昔から大阪ではモテモテの芸人のひとりです。同じ芸人の“キム兄”こと木村祐二も怖い顔してモテるのは、やさしさと料理上手が秘訣です」という。

 一芸に秀でた男は女にモテる。これは一般男子も参考にしたいところだが、黒田は私生活では色々あった。

 男気からか(?)、黒田は09年の年末、ミナミのガールズバーの料金を巡りトラブルに発展。店長に対する暴力行為で逮捕された経歴を持つ。示談が成立したが、吉本から三カ月間の謹慎処分を受けた。それでも復帰するやいなやみるみる持ち前の“毒舌”でピン芸人として頭角を現し、レギュラー番組を持つまでなった。

「関西ではとにかく毒舌が受ける。それも誰もが“そうだ、そうだ”と膝を打つような共感できる毒舌。さらに、地元出身で関西弁をしゃべるよそ者でない人。亡くなったたかじんさんもそうでしたし、関西で根強い人気を維持している“エミちゃん”こと上沼恵美子もそう。黒田もそのうちのひとりに入った感じがある。今回の国生との恋愛話をオープンにした背景には、全国的に黒田の名前を浸透させる効果を考えてのことだとも考えられる。そしてゆくゆくは本格的な東京進出も視野に入れているとも噂されています。昼の情報番組で視聴率を独占している『ミヤネ屋』の宮根誠司も、テレビ界では毒舌とされる立ち位置。思ったことをズバッと言うから受ける毒舌は、関西が発祥ですよ」(在阪の放送記者)

 関西を後追いするように東京も今や毒舌ブーム。一時は「あの人は今」状態だった有吉弘行も毒舌で蘇った。激戦区のオネエキャラタレントのなかにあって、マツコデラックスも空前の人気。そこに坂上忍も加わり三者三様の毒舌を展開している。有吉はタレントいじりを得意としていて、マツコと坂上は社会情勢でも毒舌ぶりを発揮している。さらに最近はそこにヒロミも参戦してきて、毒舌ブームがおきている。

 政治、社会ニュースに芸能ニュースともにスポンサーや業界に気を使い、キレイゴトのコメントしかしなくなっている。特にワイドショーなどはその典型。芸能ニュースに昔のような勢いがないのは、突撃芸能レポーターたちが、“芸能サポーター”になっていることが原因だ。それでは見ていてストレスが溜まってしまう。そこでみんなが思っていることを代弁してくれるのが毒舌タレント。それだけで見ている人はスカッとする。

「マツコなんかまずいものは“まずい”。面白くないものは“つまらない”とはっきり言う。東京で足りていないのは女性の毒舌家。デヴィ夫人や西川史子などが挙げられますが、司会を務められるほどの器ではない。芸能プロの狙い目としては毒舌女性タレント。芸能界はいかに空白地帯を突くかです」(芸能関係者)

 黒田の出現で毒舌ブームはさらに拍車がかかる。実現は難しいだろうが、東西の毒舌タレントを集めてバトル討論したら面白いと思うのだが……。

ふただ・かずひこ
芸能ジャーナリスト。テレビなどでコメンテーターとして活躍するかたわら、安室奈美恵の母親が娘・奈美恵の生い立ちを綴った「約束」(扶桑社刊)、赤塚不二夫氏の単行本の出版プロデュースなども手がける。青山学院大学法学部卒業後、男性週刊誌を経て、女性誌「微笑」(祥伝社/廃刊)、写真誌「Emma」(文藝春秋/廃刊)の専属スタッフを経て、フリーとして独立。週刊誌やスポーツ新聞などで幅広く活躍する。現在は『おはようコールABC』(朝日放送)、『今日感テレビ』(RKB毎日放送)などにコメンテーターとして出演。


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