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『クロサカタツヤのネオ・ビジネス・マイニング』第19回

「復興支援をリードするNPO代表が求める、地方再生に必要な人材はバカモノ!?」

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通信・放送、そしてIT業界で活躍する気鋭のコンサルタントが失われたマス・マーケットを探索し、新しいビジネスプランをご提案!

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岩手県、宮城県および福島県の転入・転出超過数の推移↑画像をクリックすると拡大します。

――震災から4年。国からは莫大な予算が投入され、自治体のみならず企業やNPOも被災地復興に懸命に取り組んでいる。大きなお金が動いたことで、被災地の中には賑わいが戻ってきたところもあるが、被災地ではそもそもの雇用が半減しており、今の復興特需が過ぎ去れば、震災前以上に厳しくなることは火を見るよりも明らか。そんな被災地の状況は、人口減少社会へ突入したニッポンの少し未来の姿なのかもしれない。明日が見えないニッポンを背負って立つのは、空気を読まず我が道を行く「バカモノ」だと語るのは、復興支援をリードする藤沢烈氏。絆が失われつつある地域で、コミュニティを再生するための秘訣を氏にうかがった。

クロサカ 東日本大震災の復興支援をリードする藤沢さんですが、実はかつてバーテンダーだったんですよね?

藤沢 今からちょうど20年前の1995年に阪神淡路大震災がありました。それから2年半たった頃にバーを開いたんです。実は、その場所はジョブウェブの代表だった佐藤孝治さん【1】のご実家で、隣にはインキュベーションスペースもあり、IT系と社会起業系の人たちが交錯する場所になっていたんです。そこで出会った人たちが、今ではNPOとして東北復興の中核を担っているんです。

クロサカ 阪神淡路をきっかけにして、東日本後の支援につながる素地ができていたんですね。

藤沢 社会的な課題が起きたときに、対応していくために必要なリーダーシップの萌芽が、そこにはありました。私自身が影響を受けた人としては、ほかに金子郁容先生【2】がいます。バーを開いた頃に、肩書をネットワーカーとしていたのも、実は金子先生の影響です。

クロサカ そうそう、金子先生! 当時から、ボランティアが経済的な意味においても新しい概念であり、インターネットの概念とも極めて近いと指摘されていて、「インターVネット」【3】を提唱されていました。ただ、正直に言うと、当初はあまり理解できなかった。それが阪神淡路大震災で、金子先生たちが支援に動きだすのを見て、やっと何を言わんとしていたかがわかったんです。ちょうど先生が慶應に移ってきた時に僕も在籍していたので、あの年代に、あの場所にいたということが、ラッキーでした。

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