「バスターミナルの中心で、 ミキティー!を叫ぶ」

――あの事件現場は、その後どうなってる？気になるから行ってみた。

勢いで「バスターミナルの中心」としてしまったが、キス写真を撮られたバス停はターミナルの端にあった。

　新恋人のフィギュアスケート選手ハビエル・フェルナンデスを含め、世の男たちは「安藤美姫が結婚する」ということの重大さにどれほど気づいているのだろうか？

　例えば私が「ミキティー！」と叫んだところで、それは品川庄司・庄司智春のマネにすぎない。しかし、これが安藤美姫と結婚したとなれば話は別だ。流派は違えど、それはもうある種オリジナルの「ミキティー！」といっても過言ではないのだから。

　そんな、新年会で使える鉄板ネタを、日本のギャグ事情を理解もしていないスペインの若造に易々と渡していいものか。